今夏に行われる参院議員選挙の比例区で立憲民主党公認で出馬することを表明した、元モーニング娘。の市井紗耶香氏（35）が2日、自身のインスタグラムを更新。6月29日に東京・恵比寿で初めて行った街頭演説を振り返った。

　市井氏は「記者会見からわずか3日後のことで、今までのどのステージともひと味違った緊張感のある街頭デビューでした」と心境をつづり「5分の演説時間で、私の今回の挑戦にかける想いは、しっかりとお話をさせていただくことができたかと思います」と回想。

　続けて「隣にいてくださった蓮舫さんが本当に大きく見えました。でも、いくつかの言い間違いをしたり、あとで演説のときの笑顔が少し足りない、と指摘されたり、まだまだこれからですね。頑張ります！」と決意を新たにした。

　市井氏は、先月26日に立憲民主党の福山幹事長とともに会見を行い、4人の子どもを持つ親として「今の日本が子育て世代に温かいのか疑問に思います」と政界進出の理由を語り、働く女性の育児・保育環境など、子育て支援政策の拡充についてこれまで母の立場として感じてきた必要性を訴えた。

　市井氏は1998年5月、モーニング娘。に2期生として加入。モーニング娘。として、第40回日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞、第49回NHK紅白歌合戦出場などの経歴を持つ。2000年5月にグループを卒業。その後、歌手・女優として活動していた。

　現在は夫と、14歳、12歳、6歳、2歳の子どもとの6人家族。