EXILE／EXILE THE SECONDの橘ケンチが21日、都内で行われた舞台『魍魎の匣』初日会見＆ゲネプロに出席した。

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　同作は、累計1000万部を超える京極夏彦氏の人気小説『百鬼夜行』シリーズの中で最高傑作の呼び声が高い『魍魎の匣』を舞台化したもので、ミステリーの世界が描かれる。初日を迎え、主演の橘は「この1ヶ月で積み重ねてきたけいこや想いを、お客様にお届けできることにうれしく思います」としみじみ。

　舞台では紫吹淳、西岡徳馬らと共演。けいこの様子について紫吹は「主役なのに腰が軽いと言いますか、率先してけいこ場のおトイレ掃除をしていた。『トイレ掃除をしましょう！』とみなさんに提案をしていて、私も主役を務めることがありますが、トイレ掃除をすることはなくて…」と行動力に驚いたという。「実際におトイレ掃除をしている姿を見て、びっくりした！　『あ、おつかれさまでした！』と、トイレ掃除をしている様もかっこいいんですよ〜。ビジュアルってすごいなと。トイレ掃除をする主役は見たことがない」とベタ褒めしていた。

　トイレ掃除をすることになった経緯について橘は「現場のけいこ場が、定期清掃がなかったんです。張り紙もあって『定期清掃が入らないので、ていねいに使いましょう』と」と説明。

　けいこを始めて1週間くらいは掃除をせず使っていたそうで「本当に定期清掃が入らないんだと。どんどん汚れていく様子を見て、けいこも残り3週間くらいあるので、最後まで何もやらずに汚れ続けていくのは嫌だなと思い、『トイレ掃除、みんなで分担してやりませんか？』と提案したら、みなさんも『やりましょう！』と言ってくれて、交代してやるようになりました」と明かした。

　その姿に西岡は「俳優としても、人としてもすばらしい」、紫吹も「そして、このビジュアルですよ！　何をしてもかっこいい」と畳み掛けるようにベタ褒めすると、橘は「公演本番前にトイレ掃除の絵をイメージしてほしくないです…」と照れていた。

　この日は、内田朝陽、高橋良輔、北園涼、高橋健介、紫吹淳、西岡�ｺ馬も出席。東京公演は30日まで東京・天王洲 銀河劇場、神戸公演は7月4日から7日までAiiA Theater Kobeで上演される。