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博多華丸・大吉『あさイチ』で“スピッツMV”受け「間違って火の鳥を食べた人」

 スピッツの新曲でNHK連続テレビ小説『なつぞら』(月〜土 前8:00)主題歌として流れている「優しいあの子」(19日発売)のミュージックビデオが14日、NHK総合『あさイチ』(月〜金 前8:15〜9:54)で独占先行公開された。司会の博多華丸・大吉はおなじみの朝ドラ受けならぬ“朝ドラ主題歌MV受け”をして視聴者を沸かせた。

NHK連続テレビ小説『なつぞら』の主題歌「優しいあの子」MVを公開したスピッツ

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 この日の『あさイチ』にはアニメーターを目指すヒロイン・なつの才能をいち早く見いだした東洋動画のトップアニメーター、仲努役の井浦新をゲストに迎え、朝ドラ史上初の全編アニメーションのタイトルバックを特集。アニメーターが絵コンテ制作に影響を受けたという主題歌を担当したスピッツの草野マサムネ(Vo/G)が番組にメッセージを寄せ、近江友里恵アナが代読した。

 「博多華丸・大吉様 ご無沙汰しております。相変わらずめちゃくちゃ忙しそうですが、長生きしてくださいね〜。プロ野球シーズン終了時に、また総括のメールを送らせてもらいます。スピッツ 草野マサムネ」

 『あさイチ』にも『なつぞら』にも全く関係ない茶目っ気たっぷりの文面に、ホークスファンの華丸は途中から大笑いし、大吉は怪訝顔で「本当でしょうね? ホントにマサムネさんのメール? もっと『あさイチ』のこととか…」と近江アナに疑惑の視線を向けてスタジオは笑いに包まれた。華丸は「年に1回必ず、年に1回だけメールが来るんです、オフシーズンに。お互いソフトバンクホークスファンなので」と顔をくしゃくしゃにして爆笑した。

 続いて「つい先日完成した」というスピッツバージョンの「優しいあの子」MVも初公開。1996年の大ヒット曲『チェリー』のMVを想起させるようなスピッツによるバンド演奏シーンに加え、寒い冬から少しずつ春、夏、秋へと季節が進む情景描写、優しい光に包まれた映像の中に、どこか芯のある力強さを感じる映像となっている。

 ワンコーラス分のMVを観た華丸は草野に向け「我々からも言わせてください。お元気そうで」と画面越しにメッセージ。大吉は「変わらないですよね、スピッツは。芸能界に何人かいる、間違って火の鳥を食べた人だと思ってるんですよ。草野さんはその中の一人。なんも変わらない」と、その生き血を飲めば永遠の命が得られるという火の鳥に例えて感嘆し、華丸も「二十何年前の『チェリー』のときと同じよう」と変わらぬ若さに目を丸くした。

 MVのショートバージョンはYouTubeのスピッツ公式チャンネルで午前10時から公開スタート。MVディレクターの北山大介氏は「優しい光に包まれ、きらきらと輝いて見える存在も、実は芯があり、力強い。初めて楽曲を聴かせていただいたときに感じたのは真夏のような強く、青い空ではなく、まだ光も淡い、春の霞んだ青空でした。一歩一歩確実に寒かった冬から、春、夏へと近づく、そんな映像表現になればと思い製作しました」と作品に込めた想いを明かした。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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