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中田英寿氏、日本酒“世界発信”の重要さを熱弁「情報がうまく伝わっていない」

 元サッカー日本代表の中田英寿氏が10日、都内で行われた『SAKE COMPETITION2019』に出席。「蔵元さんはおいしいお酒を作ってくれているので、それをどう伝えるのかが外国人が来たときの課題。まだ日本酒の情報がうまく伝わっていない」と国内外に日本文化をさらに広めていくことへ意欲を燃やしていた。


『SAKE COMPETITION2019』に出席した中田英寿 (C)ORICON NewS inc.

『SAKE COMPETITION2019』に出席した中田英寿 (C)ORICON NewS inc.

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 中田氏は日本酒のすばらしさや日本の可能性を世界に、未来に伝えていくために「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を設立。自身が代表取締役を務め、日本全国から選りすぐった日本酒をクローズアップし、日本酒の魅力・文化を強く世界に発信し続けている。

 情報発信力を課題にあげた中田氏は外国人に対して「ワインを基準にしながら、こういう日本酒が好きなんじゃないかなと伝えていますが、それだけに日本酒の情報をしっかりと伝えていかないと、わからないと思うしのびていかない」と説明。さらに「海外で(日本酒を)作るにはお米も環境も違う。時間はかかると思いますけど、海外での醸造ものびるとは思う。でもその前に、国内の醸造のレベルをきちんと作っていかないと、お酒なのか、日本酒なのか焼酎なのかわからなくなってします」と力説した。

 日本酒に魅入った経緯についてはイタリアのサッカーリーグ・セリエAで長く活躍していたことから「ワイナリーを周ったりしていて、手作りをしている職人が好きなんです。日本に帰ってきて話を聞いても自然と向き合って仕事をしているのは一緒で、それが楽しくてはまっていきました」と振り返った。

 この日は、モデルのマリエもスパークリング部門のプレゼンターとして登壇。「スパークリングの日本酒はファッション界でもいろんな年代に愛される味で、とってもおいしい爽やかな味が世界中で愛されると思います」と日本酒の可能性を誇っていた。

 同コンペティションは「本当に美味しい日本酒にもっと巡り会えるよう、新しい基準を示したい」という理念のもとに、2012年からスタート。審査方法は、完全に銘柄を隠し、日本酒の酒質のみで競うことに徹底している。今年は「純米酒部門」「吟醸部門」「スパークリング部門」など7部門に分けて審査し、全国から1919点のお酒が出品された。

関連写真

  • 『SAKE COMPETITION2019』に出席した中田英寿 (C)ORICON NewS inc.
  • 『SAKE COMPETITION2019』の様子 (C)ORICON NewS inc.
  • 『SAKE COMPETITION2019』に出席したマリエ (C)ORICON NewS inc.

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