6月11日は女優の沢口靖子の誕生日。前日の10日、テレビ朝日系木曜ミステリー『科捜研の女』（次回は7月11日、毎週木曜　後8：00）の撮影現場（東映京都撮影所）では、キャスト・スタッフ総出のバースデーサプライズが行われた。沢口は感動した様子で目をうるませ、「『科捜研の女』の放送がはじまってから20回目の誕生日。二十歳（はたち）を迎えました」とあいさつして場を和ませ、祝福を受けた。

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　この日、メディアの取材が入っていると聞き、「察していたところはありましたね（笑）」と後で正直に答えた沢口。科捜研のセットにキャストやスタッフが全員集合して、「♪ハッピーバースデー・トゥー・ユー」を歌ってもらい、ケーキが運び込まれてきた時には、「感極まってしまいましたね。主題歌の音楽もかかったりして、祝福してくださった皆さんの思いが伝わってきて、ジンときました」と感動したという。

　同ドラマは1999年10月から1クール放送でスタートし、今年4月からの「season19」は1年間のロングラン放送に挑んでいる。「撮影現場で誕生日を祝っていただく機会はこれまでもありましたが、『科捜研の女』では久しぶり。1年間という撮影期間は自分の中でも未知な挑戦でしたので、そんなロングラン撮影の間のお祝いは、ひときわ特別な思いも感じました。みなさんでお祝いムードを作ってくださって、本当にうれしかったです」と噛みしめるように語った。

　撮影は「おかげさまで順調に進んでいます。春クールが終わって、夏クールの撮影も半分くらい終わって、折返し地点が見えてきたところ。この調子で最後まで走り抜きたいという思いを新たにしました」と、充実した表情を見せていた。

　4月18日〜6月6日に放送された春のシーズンの8話の平均視聴率は12.5％。長田成哉演じる前の物理担当研究員・相馬涼が“緊急帰国”した第3話（5月2日放送）では、今シーズン最高の平均視聴率14.1％を記録するなど、数字も順調（視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区）。沢口は「ファンのみなさんが第3話での相馬くんの登場や、お母さん（星由里子）との電話シーン（第6話）を喜んでくださって、長く応援してくださっているファンの方がたくさんいらっしゃるんだなという思いを新たにしました。また、若い方たちのファン層も増えているんだという、うれしい感覚もあります。多くのファンのみなさんの応援をいただきながら、この作品を長く続けていけたらいいなと思っています」と手応えを口にした。

■“サマステ”に『科捜研の女』も参戦

　夏恒例となった東京・六本木ヒルズの『テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION』（7月13日〜8月25日）の目玉イベントの一つとして、『科捜研の女』“謎解きAR（拡張現実）イベント＆カフェ”の開催も決定。

　『科捜研の女　謎解きARイベントin 六本木（仮）』は、最新科学捜査シンポジウムに講師として招かれ、六本木ヒルズを訪れていた榊マリコが、六本木ヒルズで起こりつつある事件に気づき、参加者に協力を呼びかける。参加者は、モバイルAR端末を使って、マリコと連絡をとりながら夏祭り会場のあちこちを捜索し事件解決を目指す…というもの。シナリオを手掛けるのは、ドラマのメイン脚本家・戸田山雅司氏。会場やモバイルAR端末に映し出されるスペシャル映像には、マリコのほかにも、『科捜研の女』のレギュラーメンバーも登場予定。さらに、期間限定でテレビ朝日1Fイーエックス ガーデン カフェでは、「日清オイリオ presents　科捜研の女×かけるオイルカフェ（仮）」がオープンする。

　ドラマ本編では、マリコが謎解きイベントでいろいろ“苦戦”するエピソードが描かれたこともあった。沢口は「ワクワクするような夏休みのとても面白い企画に参戦できてうれしいです。脚本は戸田山さんが手がけるので面白いこと間違いなし。カフェとあわせて、『科捜研の女』の世界観をぜひ味わってほしいです」とアピールしていた。

■イベント概要
『科捜研の女　謎解きARイベントin 六本木（仮）』
期間：夏祭り開催期間中に日数限定で開催
開催時間：未定
エリア：テレビ朝日本社・六本木ヒルズ周辺
料金：完全ネット予約制の電子チケット3000円（税込／サマパス付）
※発券手数料が別途必要です
チケット販売開始：6月末予定

『日清オイリオ presents　科捜研の女×かけるオイルカフェ（仮）』
期間：7月13日（土）〜8月25日（日）
営業時間：前9：30〜後7：00（LO　後6：00）
エリア：テレビ朝日本社1階アトリウム