2019年上半期オリコンBOOKランキングのジャンル別「写真集」で、乃木坂46・生田絵梨花の2nd写真集『インターミッション』(講談社)が期間内売上27.5万部で圧巻の1位を獲得した。TOP3作品の期間内順位の推移を比較すると、本作がまさに上半期を席巻していたことがわかる。近年の写真集ランキングで上位を定位置としている坂道グループは、今年上半期もTOP10内に7作がランクイン。なかでも生田は、2位以下を大きく引き離す成績でその圧倒的な人気ぶりを示した。
■唯一、期間内売上20万部を超えた『インターミッション』
19年の上半期TOP10にランクインした坂道グループ作品は、生田の『インターミッション』のほか、2位に15.6万部で欅坂46の1st写真集『21人の未完成』(集英社)、3位に9.4万部で渡邉理佐の1st写真集『無口』(集英社)、5位に5.7万部で乃木坂46・北野日奈子の1st写真集『空気の色』(幻冬舎)、6位に5.1万部で乃木坂46・井上小百合の1st写真集『存在』(光文社)、7位に4.5万部で欅坂46・小林由依の1st写真集『感情の構図』(KADOKAWA)、9位に3.8万部で高山一実の2nd写真集『独白』(徳間書店)の7作となった。
売上10万部を超えたのは1位と2位の2作。その上半期の順位の推移を見ていくと、2位の『21人の未完成』が昨年11月の発売から1月中も上位をキープし、2月前後から緩やかなカーブを描き順位が下がっているのに対して、『インターミッション』は1月の発売から5月後半まで、上下動はあるものの、ほぼ落ちのない横ばいの推移となっている。
これまでにも伝えてきているが、『インターミッション』は発売から7週目までTOP3を推移したあと、10位前後から大きく順位を上げてTOP5に2度返り咲いている。そして、直近2週の5/27付と6/3付では、ともに8位と依然TOP10内をキープ。グラフ推移を見てわかるように、その勢いは依然衰えることを知らず、ランキング上位を定位置にする異例のロングヒットとなっている。
■坂道グループ写真集のなかでも際立つ好調ぶり
こうした推移の背景には、購入者層が従来の乃木坂46のファンに限らず、よりライトな一般層へと拡大し、その幅が広がり続けていることを示していると言えるだろう。ファッション性などから女性ファンが増えている乃木坂46メンバーたちだが、そのアイコン的な存在であり、女性が憧れる、真似したくなる女性となっているのが、生田絵梨花。メディア露出やイベントなどで話題に登るたびに彼女への関心が高まり、そこから関連作品への興味や、所有へのモチベーションにもつながっているのだろう。
上半期TOP10を見てもわかるように坂道グループの写真集はいずれも好調だが、TOP3の順位推移を見ると、なかでも生田の人気ぶりが際立っており、ファッションアイコンとしての影響力の大きさが示されているといえる。異例のローングセールスとなっている本作だが、この先、どこまで売上を伸ばしてくか注目される。
一方、3位の渡邉理佐『無口』は、4月10日の発売のため、上半期集計期間が6週のみとなるにも関わらず、TOP3へ食い込んだ。最新6/3付でも9位と7週目でTOP10内をキープしており、この先の動向にも期待がかかる。
■唯一、期間内売上20万部を超えた『インターミッション』
19年の上半期TOP10にランクインした坂道グループ作品は、生田の『インターミッション』のほか、2位に15.6万部で欅坂46の1st写真集『21人の未完成』(集英社)、3位に9.4万部で渡邉理佐の1st写真集『無口』(集英社)、5位に5.7万部で乃木坂46・北野日奈子の1st写真集『空気の色』(幻冬舎)、6位に5.1万部で乃木坂46・井上小百合の1st写真集『存在』(光文社)、7位に4.5万部で欅坂46・小林由依の1st写真集『感情の構図』(KADOKAWA)、9位に3.8万部で高山一実の2nd写真集『独白』(徳間書店)の7作となった。
売上10万部を超えたのは1位と2位の2作。その上半期の順位の推移を見ていくと、2位の『21人の未完成』が昨年11月の発売から1月中も上位をキープし、2月前後から緩やかなカーブを描き順位が下がっているのに対して、『インターミッション』は1月の発売から5月後半まで、上下動はあるものの、ほぼ落ちのない横ばいの推移となっている。
これまでにも伝えてきているが、『インターミッション』は発売から7週目までTOP3を推移したあと、10位前後から大きく順位を上げてTOP5に2度返り咲いている。そして、直近2週の5/27付と6/3付では、ともに8位と依然TOP10内をキープ。グラフ推移を見てわかるように、その勢いは依然衰えることを知らず、ランキング上位を定位置にする異例のロングヒットとなっている。
■坂道グループ写真集のなかでも際立つ好調ぶり
こうした推移の背景には、購入者層が従来の乃木坂46のファンに限らず、よりライトな一般層へと拡大し、その幅が広がり続けていることを示していると言えるだろう。ファッション性などから女性ファンが増えている乃木坂46メンバーたちだが、そのアイコン的な存在であり、女性が憧れる、真似したくなる女性となっているのが、生田絵梨花。メディア露出やイベントなどで話題に登るたびに彼女への関心が高まり、そこから関連作品への興味や、所有へのモチベーションにもつながっているのだろう。
上半期TOP10を見てもわかるように坂道グループの写真集はいずれも好調だが、TOP3の順位推移を見ると、なかでも生田の人気ぶりが際立っており、ファッションアイコンとしての影響力の大きさが示されているといえる。異例のローングセールスとなっている本作だが、この先、どこまで売上を伸ばしてくか注目される。
一方、3位の渡邉理佐『無口』は、4月10日の発売のため、上半期集計期間が6週のみとなるにも関わらず、TOP3へ食い込んだ。最新6/3付でも9位と7週目でTOP10内をキープしており、この先の動向にも期待がかかる。
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2019/06/01