歌手の藍井エイルが歌う7月期アニメ『グランベルム』オープニングテーマ「月を追う真夜中」のシングルが、8月28日に発売されることが明らかになった。

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　疾走感のあるアップテンポな楽曲に仕上がっており、藍井は「“大事な人と一緒に紡いできた、たくさんの大切な思い出は、何者にも壊せない”と言うテーマで歌詞を書きました。タイトルは、どんなにつらく悲しいこと（真夜中）が近付いても月（大事な人との思い出）は陰らずに光り続けるという比喩で付けてます」と説明。

　また、「『グランベルム』では登場人物たちの人間性に驚いたり、心が苦しくなったりしたのですが、どのキャラクターもすごく個性的で魅力的でした。ネタバレになってしまうので深くは話せませんが、この作品は見る人たちの心にとても突き刺さる作品になっていると思います」と自信をみせている。

　あす31日からスタートする全国ホールツアー『Fragment oF』の各ライブ会場で同シングルを予約すると「藍井エイルサインデータ入りオリジナルA2ポスター」がもらえる。

　『グランベルム』は、世界中の魔力が消失してから1000年近くの時間が過ぎ、すでに魔法は人々の記憶からもすっかり忘れられていたという世界が舞台。そんな世界で生きる明るく元気な高校生、小日向満月（CV：島袋美由利）は前向きに暮らしながらも、心のどこかに不安を抱えていた。自分には何もない――。勉強も運動も得意ではない彼女は、自分だけにできる“何か”に憧れていた。夜空の月がやけに大きく感じられた満月の晩。彼女はもうひとりの月の名を持つ少女、新月エルネスタ深海（CV：種崎敦美）と出会う。それは魔法人形“アルマノクス”との遭遇でもあった。満月の運命の歯車が、軋んだ音を立てて今動き始める。

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