女優・南沙良（16）が主演を務める、映画『無限ファンデーション』のポスタービジュアルが17日、解禁するとともに、8月から東京・新宿K’s cinemaにて劇場単独公開、そして全国で順次公開されることもあわせて発表された。

　『お盆の弟』（第37回ヨコハマ映画祭4冠）の大崎章監督がシンガ・ーソングライター、西山小雨の楽曲「未来へ」を原案に、未来へと向かう10代の少女たちの即興芝居で紡がれた本作。南は、主人公・未来を堂々と演じた。10代の実力派女優たちによる瑞々しくも緊張感あふれるアンサンブルと、それらを優しく包み込むまっすぐな西山小雨の音楽、そしてベテラン・猪本雅三、伊藤裕規による撮影と録音が、少女たちのかけがえのない一夏を見事に切り取っている。

　南は「台本がない中で作られた『無限ファンデーション』の物語を、これからご覧になられる方がどんな想いで受け取ってくださるのか、今からとても楽しみです。この映画で、あなただけの感情や言葉と出会えますように」とメッセージ。

　同作の制作のきっかけにもなった原案とも言える楽曲「未来へ」MVの制作プロジェクトが始動していることにも触れ「『未来へ』は私にとっておまじないのような音楽です。夢を持つことはきっととても素敵なことだけど、時に呪いと変化してしまうことだってあるかもしれない。その一瞬一瞬の変化を肯定して、自分に繋がっている鎖を解いてくれるこの自由な音楽が、music videoでどんな風に表現されるのか楽しみです」とコメントしている。