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“ハイヒール”に“コンビニ飯”…小さすぎる芸術が「本物にしか見えない」ワケ

 ドールハウスをはじめ、大人のコレクターズアイテムとしても人気のミニチュア。近年では、各地で教室も開かれ、コレクターだけでなく作り手も広がりをみせている。そこで今回、極小ハイヒールを手掛けるミニチュア作家・manonさん、“ミニチュアコンビニ”の制作者、小さいもの倶楽部さんにインタビューを実施。注目クリエイターたちに制作の極意を聞いた。

■仕上がりが本物らしく見えれば「材料や作り方は問わない」(manonさん)

――ミニチュアクリエイターの中でも、「ハイヒール」をメインにされている方は珍しいと思います。

【manon】  今、神戸に住んでいるのですが、履きだおれの街というだけあり、素敵な靴を見かけることが多いんです。それでミニチュアの靴を作ってみようと思いました。 靴といってもさまざまですが、女性用のパンプスは、色やデザインも豊富で、見ていて楽しいです。その中でもハイヒールは大切な日に履くことが多く、幼いこ ろ1度は憧れた人も多いのではないでしょうか。特別なもの、憧れのものを手にしたときの胸の高鳴りを再現できたら素敵だな、と思い、ハイヒールのミニチュ アを作りました。

――SNS上でも「素敵すぎてため息が…」「トキメキが止まりません…」と、“胸の高鳴り”を伝えるコメントが相次いでいます。多くのファンを魅了するmanon作品ですが、ほかのミニチュア作品との違いや特徴はどんな部分でしょうか?

【manon】  私が作ったハイヒールやパンプスの特徴は、革を使っていないことでしょうか。ミニチュアは、本物の材料と作り方を模して制作する方も多く、靴の場合は革で 作られることが多いと思います。私の場合は、出来上がりがそれに見えれば、材料や作り方は問わないので、材料も作り方も、本来の靴とは全然違います。そのため革製だと難しい色や柄が作れるところが見どころかもしれません。

――制作時のこだわりはどんな点でしょうか?

【manon】 靴を作るときは、定番の色や形のものと、現実では履かないけれど、こんな靴があったら可愛いなと思うものの両方を作っています。現実そのものでもないけれど、まるっきり夢の世界でもない、手を伸ばせば届きそうな憧れの世界を再現出来たらいいなと思っています。

■ 「パッケージされた商品やプラスチック容器が好き」(小さいもの倶楽部さん)

――“ミニチュアコンビニ”を始めたきっかけは何ですか?

【小さいもの倶楽部】 もともとコンビニなどのパッケージされた商品やプラスチック容器が好きでよく買っていたのですが、それをミニチュアで作れたら面白いな!と思って作り始めました。試作を始めた時期ははっきりと覚えていないのですが…2014年の8月頃だったと思います。

――パッケージ商品がお好きというのもユニークですね。

【小さいもの倶楽部】 袋や容器に入った食べ物っていうのが私の中のツボポイントなんです(笑)。特に、お皿がなくてもその場で食べられるように工夫されていたり、商品が美味しそうに見えるように考えられたパッケージ印刷だとテンションあがります。私にとってミニチュア作りの魅力は、大好きなパッケージ商品を小さいサイズで再現できることなんです。あとミニチュアは指のりの写真が撮れるところも楽しいですね。

――これまで最も反響があったのはどんな作品ですか?

【小さいもの倶楽部】 ホットスナックが入った什器だと思います。ホットスナックは茶色い商品が多いので、並べた時にそれぞれのリアルな質感が出せるように色合いや使う粘土を変えて作ったんです。その写真をSNSにアップしたら、ニュースサイトのダイジェストに取り上げられ、フォロワーさんが一気に増えて。たくさんのコメントを頂き、テレビ取材の申し込みもありました。

――ミニチュアコンビニの制作で難しいのはどんな点でしょうか?

【小さいもの倶楽部】 コンビニの商品ってみんながよく知っているものなので、作品をみて「本物のコンビニ商品だと思った」と言ってもらえるようなリアルな色や質感を作り出すのが難しいところですね。そこが面白いところでもあるんですけども。
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