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『ゴールデンカムイ』大英博物館の漫画展キービジュアルに起用 多様なテーマが評価

 イギリス・ロンドンの大英博物館で5月23日より開催される漫画展『The Citi exhibition Manga』展覧会の詳細情報が25日、発表された。あわせてキービジュアルが公開され、『ゴールデンカムイ』の人気キャラクター・アシリパが描かれている。

キービジュアルに起用された『ゴールデンカムイ』 (C)Satoru Noda / SHUEISHA

キービジュアルに起用された『ゴールデンカムイ』 (C)Satoru Noda / SHUEISHA

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 同展覧会は日本の漫画作家、出版社、アニメ&ゲーム関連会社など約30社が垣根を越えて全面協力し、国外で開催される漫画展覧会としては史上最大規模のもの。来場者へ漫画について理解と関心を深め、楽しみ、好みの作品を見つけるよう誘導し、漫画の歴史や発展と社会との関係性などを探求していく。

 貴重な直筆原画のほか、日本の視覚文化の先達として、今なお多大な影響を与えた葛飾北斎や河鍋暁斎の歴史的絵画から、漫画をテーマにした現代美術まで多岐に亘る作品の数々を網羅。特別な描き下ろしもあり、会場は“アジア関連”“存命作家”のテーマに使用されるのは初で、1100平方メートルの会場に作家約50人、『ONE PIECE』『りぼんの騎士』『美少女戦士セーラームーン』『キャプテン翼』『SLAM DUNK』『名探偵コナン』『ジョジョの奇妙な冒険』など約70タイトル分、総計約240点の原画(一部複製含む)が6つのテーマゾーンに分けて展示される。

 キービジュアルの『ゴールデンカムイ』は、明治後期の北海道を舞台に、日露戦争帰還兵や脱獄囚が埋蔵金を探して死闘を繰り広げるサバイバルストーリー。アクション、歴史、ラブ、ギャグ、グルメとテーマが多様であることや、アイヌの少女・アシリパがキーパーソンで、アイヌ文化や生活が丁寧に描かれダイバーシティを体現する作品であることなどから、同展の象徴に選ばれた。

関連写真

  • キービジュアルに起用された『ゴールデンカムイ』 (C)Satoru Noda / SHUEISHA
  • 『ONE PIECE』 (C)Eiichiro Oda/SHUEISHA
  • 『ジョジョの奇妙な冒険』 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/SHUEISHA
  • 『キャプテン翼』 (C)Yoichi Takahashi/SHUEISHA
  • キービジュアルに起用された『ゴールデンカムイ』 (C)Satoru Noda / SHUEISHA

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