米国にあるディズニーリゾートの最新情報プレス発表会が24日、都内で行われ、今後、『スター・ウォーズ：ギャラクシー・エッジ』をはじめ、マーベルのスーパーヒーローのテーマランドや、ミッキーマウスをテーマとした初のライド系アトラクション、トロン、レミーのおいしいレストランのアトラクションなどが続々と登場することをアピールした。

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　米国には、1955年にウォルト・ディズニーが世界で初めてオープンさせたカリフォルニア州アナハイムの「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」と、71年にフロリダ州オーランドにオープンした「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の2つがある。

　『スター・ウォーズ：ギャラクシー・エッジ』は、5月31日にカリフォルニア ディズニーランド・リゾート、8月29日にフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにそれぞれオープンする。

　新たに発表されたのは、カリフォルニア ディズニーランド・リゾート内ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに2020年オープン予定のマーベル「スーパーヒーロー」のテーマランド（名称は未定）。スーパーヒーローたちに仲間入りできる新しいアトラクションが登場。体験の舞台として、新組織ワールドワイド・エンジニアリング・ブリゲイド（略してWEB）が設立され、『スパイダーマン』に登場するピーター・パーカーのような誰もが知るキャラクターを取り入れつつ、かつてない方法で伝説のスーパーヒーローと関わり合いながら、組織の一員になったような体験ができる参加型アトラクション。最新のテクノロジーと特殊効果を用いて、スーパーヒーローの能力がどんなものかの実体験も楽しめるものになるという。

　フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートには、今年ゴンドラ式新交通システム「ディズニー・スカイライナー」が登場。2つのパーク（エプコットとディズニー・ハリウッド・スタジオ）と4つのディズニー直営リゾートホテル（ディズニー・アート・オブ・アニメーション、ディズニー・ポップ・センチュリー、ディズニー・カリビアン・ビーチ・リゾート、12月にオープンするディズニー・リビエラ・リゾート）を結び、移動が格段と便利になる。

　新しい直営リゾートホテル「ディズニー・リビエラ・リゾート」はその「ディズニー・スカイライナー」の駅とも直結。ヨーロッパ地中海沿岸にインスピレーションを得て、モダンでありながらも、優雅でのんびりしたミナミヨーロッパにいるような気分を味わうことができる。宿泊ゲストは夜空に舞う美しい花火を眺めることができるロケーションも魅力。

　2020年春には、ミッキーマウスをテーマとした初のライド系アトラクション「ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ」が、ディズニー・ハリウッド・スタジオにオープン。2.5次元と呼ばれる最新技術を使用し、カラフルな短編アニメーションの平面の世界を3Dメガネを必要とせずに“驚異の次元表示”へと変化させる。同アトラクションは2022年にカリフォルニア ディズニーランド・リゾートのディズニーランド・パークにも新設される。

　また、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは、開園50周年を迎える2021年に『トロン』のアトラクションがマジックキングダム・パークに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をテーマとしてアトラクションと『レミーのおいしいレストラン』をテーマにしたアトラクションがエプコットにそれぞれオープン。さらに、『スター・ウォーズ』のテーマホテルがディズニー・ハリウッド・スタジオに建設予定（オープン年未定）。

　発表会では、ディズニー・ディスティネーション　インターナショナル・マーケティング＆セールスのヴァイス・プレジデント、ジェフ・ヴァン・ランジェヴェルド氏は、米国の2つのパークへの日本人客は増加傾向にあるといい、特に「カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、大谷翔平選手の活躍も一因。パークから数分のところにあるエンゼルスのスタジアムがありますので、日本人の家族連れが野球とパークの両方を楽しんでくれています」と“大谷効果”に言及していた。そして、ウォルト・ディズニーの言葉を引用して「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」とアピール。ミッキー＆ミニー、ストームトルーパーを従えたカイロ・レンも登場し、発表会を盛り上げた。