お笑いコンビ・とろサーモンが19日、沖縄・那覇を中心に開催されている『島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭』内で行われた桜坂映画大学『レディ・プレイヤー1』に参加した。

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　イベントは同作に出演した森崎ウィン、スティーブン・スピルバーグに扮したガリットチュウの福島善成、映画評論家の有村昆、MCのバッファロー吾郎の竹若元博と一緒にコメンタリーをしながらの上映会となっている。

　森崎の撮影秘話や、有村の豊富な映画知識などで盛り上がった。ただ、1つだけアクシデントが…。村田秀亮が「むちゃくちゃ面白かった。キャラクターも子どものころに好きだったものが出てきたり、集中して見てしまいました」と感想を述べた後に「途中からスーパー銭湯のリラックスルームみたいなイビキが隣から聞こえてきた…」と暴露。竹若も「有昆さんが『冒頭でのめり込むシーンをスピルバーグが入れた』と言ってるあたりから」と序盤から熟睡モードだったことを重ねて、ぶっちゃけた。

　“犯人”の久保田かずのぶは「どうした？」と知らないフリをしていたが、村田は「お前や！」と強烈な蹴りでツッコミ。「劇場の音です。『グー』っていう」と必死の言い訳をした久保田だったが、村田は「途中で無呼吸になってたで。心配になる」と健康面での苦言もして会場は大爆笑だった。かたくなに寝ていた事実を認めないため、竹若が詰めると久保田は「悲しい見方してますね…。そんなこと言うと、もうこういう仕事来ないですよ」とぽつり。村田は「（仕事が来なくなるのは）お前や！」とあきれながらツッコんでいた。

　フォトセッションでは久保田がメガネをなくすハプニングが。「俺、かけてきたっけ？」と“記憶喪失”になっていたが、観客から作品をイメージしたバイザーを借りて代用。コメンタリーの分も仕事をしていた。また、森崎は「いい映画ですね。また、ハリウッドに行きたいと思いました」としみじみ。名せりふの「俺はガンダムで行く」も生披露し、大きな拍手を受けていた。

　同作は、アーネスト・クライン氏のベストセラー小説を映画化。2045年を舞台に、主人公の少年ウェイドらが、巨大なVRワールド「オアシス」の創始者ハリーが仕掛けた3つの謎を解き明かし、全人類が参加する宝探しを制するために壮大な冒険を繰り広げる。映画やゲーム、アニメが夢の共演を果たすことでも話題を集めており、日本からもガンダムや、『AKIRA』の金田のバイクなど、数多くの作品が登場する。

　今年で11回目を迎える同映画祭は、那覇市、北中城村などで4月18〜21日まで開催される。沖縄をエンターテインメントあふれる島にすることを目標に実施。「ラフ＆ピース」のコンセプトに沿った作品を上映。21日には国際通りでレッドカーペットも行われる。