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40周年記念、タワレコとSpotifyがコラボ リアル店舗と配信サービスが連携

 タワーレコードは4月16日より40周年記念サイト内で、世界最大級のデジタル音楽配信サービスSpotifyと、プレイリストをハブにしたコラボレーションをスタートさせた。

タワーレコード40 周年記念サイト

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■音楽市場を激変させたサブスクリプションサービスとリアル店舗がコラボ

 今回の企画は、タワーレコードの日本上陸40周年を記念して「リアルな音楽との出会いと楽しみ方」をテーマに、世界的潮流でもあるデジタル音楽ストリーミングサービスと、リアルなパッケージやライブ体験の“ベストミックス”を模索し、これからの音楽シーンをより楽しみ、豊かにするための取組みとして行うもの。

 タワーレコードの40周年記念サイト内に、タワーレコードがSpotify上で作成するオリジナル・プレイリストの表示機能を設置。ユーザーはサイト内のさまざまなコンテンツを見ながら音楽を楽しめることはもちろん、さらにCD・DVD関連のグッズ・書籍などを手軽に購入できるようになる。ユーザビリティの高いSpotifyの機能を活かし、今後はポッドキャストでトーク番組を聴取できる機能や、イベントへの招待企画なども実施していく予定という。

 この革新的なコラボレーションについて、タワーレコード代表取締役社長の嶺脇育夫氏は次のようにコメントを寄せる。

「タワーレコード・ジャパンは多くの音楽ファンに支えられおかげさまで今年40周年を迎えることができました。その記念すべき年、また、さまざまなストリーミングサービスが立ち上がり音楽の楽しみ方が益々多様化してきたなかでSpotifyと共に新たな音楽の楽しみ方をご提案できることを大変嬉しく思っています。今後もタワーレコードはその時々の音楽と音楽ファンに寄り添っていられるよう社員一同邁進してまいります」

 一方、スポティファイジャパン代表取締役社長の玉木一郎氏は「タワーレコード日本上陸40 周年おめでとうございます。音楽好きが集い、新たなお気に入りを発見する場として国内で長く愛されてきたタワーレコードと共に、リアルとデジタルを連動しながら、新しい時代に向かって新たな音楽との出会い方や楽しみ方を提案できることを大変嬉しく思います」とコメントしている。

 世界の音楽産業は2015年以降、V字回復を続けている。市場をけん引しているのはSpotifyをはじめとする月額聴き放題型サービス(サブスクリプションサービス)だ。一方で、これらのサービスの影響を受け、CDショップは苦戦を強いられているとも見られている。一方で、サブスクリプションサービスがCDやアナログレコードなど物理メディアへのニーズを改めて喚起しているとみる意見もある。その意味では、『デジタル音楽ストリーミングサービスと、リアルなパッケージやライブ体験の”ベストミックス”を模索』する今回の試みがどのような反響を得ていくのか、大いに注目される。

関連写真

  • タワーレコード40 周年記念サイト
  • 40周年記念サイトでは細野晴臣トークショーレポートなども掲載
  • タワーレコードがSpotify 上でオリジナル・プレイリストを作成

提供元:CONFIDENCE

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