日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第40回松尾芸能賞』の贈呈式が27日、都内で行われた。歌謡部門で優秀賞を受賞した演歌歌手の氷川きよしは芸披露で「きよしのズンドコ節」を披露したが、合いの手が不発だったことに苦笑いを浮かべた。 壇上で氷川は「2000年の2月2日に22歳でデビューをさせていただきました。デビューから20周年の年に伝統ある松尾芸能賞で優秀賞をいただきまして大変、光栄でございます」と感慨深げ。20年という月日を改めて振り返り「まだまだ駆け出し者でございますけど、多くのファンのみなさまに氷川きよしという者を作っていただいた」としみじみ。今後については「これから氷川きよしらしさを追求して。日本人として演歌を歌っていきますけど、ロックとかシャンソンとか、さまざまな作品を歌っていきたいと思っております」と力強く語っていた。
2019/03/28