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大倉忠義、成田凌との映画クランクアップに涙「33歳という今だからこそ、できた役」

 人気グループ・関ジャニ∞大倉忠義と俳優・成田凌が出演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(来年公開)がこのほどクランクアップを迎えた。セクシャリティーを越えて狂おしい恋に堕ちる男性2人を演じきった大倉と成田。ラストカットを撮り終えた大倉は行定勲監督から花束を受け取ると、目に涙を浮かべながら「今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話をいただいた際にはぜひ演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、できた役だと思います」と達成感をにじませた。

 約1ヶ月間の撮影をともにした成田は先にクランクアップしていたものの、その場にサプライズ登場。最後に行定監督と3人で記念撮影を行い、大倉は「気付いたら朝になっていましたが、無事にクランクアップを迎えられて良かったです。ありがとうございました」と安堵の笑みをみせた。

 大倉の単独主演となる同作は『失恋ショコラティエ』などで知られる漫画家・水城せとな氏によるコミック『窮鼠はチーズの夢を見る』/『爼上の鯉は二度跳ねる』を実写化。学生時代から「自分を愛してくれる女性」と付き合い、受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた・主人公・大伴恭一(大倉)。ある日、恭一は、後輩の今ヶ瀬渉(成田)と7年ぶりに再会し「昔からずっと好きだった」と突如想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていくことに…。

 初共演の成田について、大倉は「色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに“今ヶ瀬”なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです」と信頼を置く。成田も「大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて…。観て頂く方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧いただける作品だと思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」と自信をみせた。

 テイク数を重ねることで知られる行定監督の撮影現場について、成田は「俳優部としてはとてもぜいたくなことだと思います」とこだわりに感謝し、大倉は「行定監督は感情的には穏やかな感じで現場にいらっしゃいましたが、1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画がつながった時、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです」と完成への期待を語った。

 そんな2人の切ない恋を映し出した行定監督は、「大倉忠義の色気と成田凌のかわいらしさに何度も魅了された」と称賛。撮影は「怖いくらいに順調」に進行したそうで「主人公たちの繊細で曖昧な感情を深く汲み取らねばならない状況が多々あって、何度も立ち止まり、みんなで話し合って一緒に乗り越えられたと思います」と手応え。「私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います」と編集に向けての意気込みを語った。

■キャスト・スタッフ・原作者コメント
・大倉忠義
今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話をいただいた際にはぜひ演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、できた役だと思います。
撮影を振り返ってみると、難しかったような気もしますが、今は終わったばかりということで思考回路がショートしてしまっていてあまり思い出せない状況です。印象的なシーンばかりで、1シーン1シーンが濃かったなと思います。成田さんは色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに今ヶ瀬なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです。行定監督は感情的には穏やかな感じでいらっしゃいましたが、画に対してとてもこだわりを持っていました。1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画が繋がった時、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです。演技に関しては、こちらを尊重し、自由にやらせてくださったので、お芝居って楽しいなと、今まで以上に思わせてくれる現場でした。

・成田凌
大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。行定監督は何度もテイクを重ねてくださるので、俳優部としてはとても贅沢なことだと思います。
この作品は、ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて…。観て頂く方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧いただける作品だと思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。

・行定勲監督
とにかく風通しの良い現場でした。キャストの二人は淡々と自然にそこに存在していました。スタッフはチームワークが素晴らしく、撮影も怖いくらいに順調でした。主人公たちの繊細で曖昧な感情を深く汲み取らねばならない状況が多々あって、何度も立ち止まり、みんなで話し合って一緒に乗り越えられたと思います。
大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された。『男同士って良いものだなぁ。』そんな言葉を何度となく呟きました。何気ないところに幸せを感じて、なんてことない事に傷ついたりするんだなと。
そんな、私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います。

・原作:水城せとな
この漫画は大変熱心なファンの方々にご支持頂いてきた作品なので、これまでなかなか実写化のお話はお受けする勇気が出ませんでしたが、今回のお話を頂き、託させて頂くことになりました。どんな風に仕上がるのか私もまだ想像しきれませんが、大倉さん、成田さん、行定監督のお力で、きっと見応えあるフィルムに昇華して頂けると期待しています。



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