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小野賢章、『スパイダーマン:スパイダーバース』のココがスゴい!

 『第91回アカデミー賞』長編アニメーション賞を獲得して、がぜん注目が高まっている映画『スパイダーマン:スパイダーバース』。日本語吹替版で主人公マイルス・モラレス/スパイダーマンの声を担当している小野賢章は、完成した日本語吹替版を観て、「日本の声優としての本領を発揮できたところはあるのかな、とちょっと思いました」と控えめに自信をたぎらせた。

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■画作りが革新的でスゴい

 「アニメーションではあるのですが、そのくくりでいいのかな?と思うくらい、今までにない新しい作品だと思いました。一種のアート作品を観ている感じ。CGアニメーションですけど、アメコミみたいな表現もあって、ネオンが彩るニューヨークの夜景は近未来的で。いろんな要素がミックスされていて、一度観ただけでは何が起きているのか理解できないくらい革新的に思える」

 アメリカで作られたアニメーション映画というと、ディズニーやピクサー、「ミニオン」シリーズ・『SING/シング』などのイルミネーションによる3Dコンピュータアニメーションを思い浮かべる人も多いだろう。もちろん、このソニー・ピクチャーズ・アニメーションによる『スパイダーバース』も最先端のCGアニメーション・ツールを用いているのだが、あえて手描きアニメーション技法も取り入れ、スムーズな融合を実現したことで、いままで見たこともないような、きわめて新鮮な映画を生み出すことに成功。それもオスカーというほまれを引き寄せた要因の一つと言える。

 「ストリートアートやマイルスがレコードをスクラッチしながら聴いている音楽など、ニューヨークのカルチャーも入っていてかっこいい。オリジナルの字幕版を観てもらうとわかるのですが、ペニー・パーカーという小柄な女の子のキャラクターは日本語で『こんにちは』って言ってますからね。日本のアニメへのリスペクトも感じます。話題の覆面芸術家・バンクシーも出てくるんですよ! 一番ホットな話題がさらっと織り込まれていて、現代を生きているスパイダーマンの話なんだな、という感じがしました」

 本作は異なる次元からきたスパイダーマンが集結し、力を合わせて戦うところが見どころ。その中の一人、ペニー・パーカーは、未来の地球からやってきたスパイダーマン。彼女が操作するパワースーツ「SP//dr」の頭部には、放射能を帯びた蜘蛛の住処となっていて、蜘蛛とスーツを操作するパイロットとは、サイキック・リンクでつながっている、という設定。日本のアニメへのリスペクトを感じさせる。

■日本語版の吹替キャストがスゴい!

 マイルス、ペニー・パーカー&SP//drのほかにも、中年になったピーター・パーカー、超クールなスパイダー・グウェン、あらゆるものが白黒になっている次元からやってきたスパイダーマン・ノワール、アニメーションの世界で暮らしていたスパイダー・ハムが、次元を越えて集結。多種多様なキャラクターがそろうことで、さまざまな可能性が考えられたと思われるが、映画の核になっているのは、マイルスと彼の家族との関係だ。

 「マイルスが思いがけずスパイダーマンになってしまったところから物語ははじまるのですが、勇気を出したくても出せないとか、やりたいのに思うほどうまくできないとか、それ、すごくわかるなぁ、って共感しました。そんな彼が世界を救うために戦うって、勇気だけでどうこうなるものじゃない。きっと、マイルスを観ていて応援したくなるだろうし、かわいそうだなって思うし、いろんな感情がうずまきました。スパイダーマンがたくさんが出てくるのが売りになっていますが、僕はマイルスとお父さんの関係、マイルスのおじさんとの絆に感動しました」

 小野には直接伝えたが、この映画は日本語吹替版もめちゃくちゃいい。メインキャラクターを演じるのは、小野、宮野真守悠木碧大塚明夫吉野裕行高橋李依玄田哲章。人気と実力を兼ね備えた声優陣がそろったこと自体、貴重な作品といえるのではないだろうか。

 「アフレコ収録は、僕ひとりでした。普段からお仕事しているキャストばかりだったのでイメージしやすく、宮野さんだったらこういう芝居でくるかな?というイメージが膨らませながら、僕も演じました。イメージどおりでもあり、予想をはるかに上回っていたところもあり。それでいて誰が吹き替えをしているか、ということを気にせずに僕も作品に没頭できて、楽しめました。ご覧になる皆さんの期待を裏切らないと思います」

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」



関連写真

  • 『第91回アカデミー賞』長編アニメーション賞受賞、『スパイダーマン:スパイダーバース』日本語吹替キャストの小野賢章 (C)ORICON NewS inc.
  • 作品の魅力を話してくれました (C)ORICON NewS inc.
  • 渋谷モディ1階「Sony Square Shibuya Project」で開催中。「Haptic Floor Experience」を体験する小野賢章 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第91回アカデミー賞』長編アニメーション賞受賞、『スパイダーマン:スパイダーバース』日本語吹替キャストの小野賢章 (C)ORICON NewS inc.
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  • 『第91回アカデミー賞』長編アニメーション賞受賞、『スパイダーマン:スパイダーバース』(3月8日より公開中)
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