俳優の平田雄也、濱田龍臣が9日、都内で行われた映画『劇場版ウルトラマンR／B セレクト！絆のクリスタル』公開記念舞台あいさつに登壇。平田は、小さいころの夢を「シャ乱Q」と明かした。

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　『ウルトラマンR／B』は、ウルトラマンシリーズ初となる兄「湊カツミ＝ウルトラマンロッソ」（平田）、弟「湊イサミ＝ウルトラマンブル」（小池亮介）の兄弟がウルトラマンに変身する作品。その劇場版では、妹のアサヒ（其原有沙）がウルトラウーマングリージョに変身。戦闘においてはまだまだ非力かつ未熟な面もあるが、防御能力と味方を素早くリカバリーする特色を生かして、戦いをバックアップする。ウルトラマンジード＝朝倉リク（濱田）も時空を越えて、共に戦う。

　昨年の3月9日は『ウルトラマンR／B』の撮影に入った。武居正能監督は「きょうはルーブが始まった記念日。2人（平田と小池）は10日にクランクインなんですけど、初日に初めての変身の部分を撮って、だいぶ苦労した。2人で『オレ色に染め上げろ！』を合わせるのが練習してたんですけど、なかなか難しかった」と振り返る。「すぐに合わせられるようになった。もう言うことはないですね」と褒めると平田は「うれしいですね」と感慨深げだった。

　一方、劇場版での濱田のクランクイン初日は、まさかのせりふなし。濱田は「『おはようございます』で『お疲れ様でした』で終わり」と苦笑いすると、平田は「必殺仕事人みたい」と笑っていた。

　舞台あいさつでは夢についてトーク。平田は「小さいときにシャ乱Qになりたかったんですよ。ホントにつんく♂さんに憧れていて。まゆげを細くしてくれと親に頼んだり」と意外過ぎる過去を告白。赤いジャケットを買ってもらったこともあったそう。カツミの役衣装が赤いジャケットということもあり「夢が叶いましたね」と笑顔を見せた。また、濱田は「推しの新規立体造形物を…。ウルトラマンジャスティスです。バンダイさん、お願いします！」とウルトラマンフリークとして懇願した。

　また、公開を迎え、小池亮介は「ツイッターの感想もいろいろありましたね。いい感想しか頭に入れてないですけど（笑）」とエゴサを告白した。すると濱田も「イサミくんもエゴサしていると言ってましたけど、リクくんもめっちゃエゴサする。よろしくお願いします」と予告。どんなハッシュタグかもチェックしていることを打ち明け、共演陣が驚くと濱田は「深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいている、ということで」とニーチェの言葉を引用して、笑わせていた。

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