女優の高梨臨が、19日放送のTBS系連続ドラマ『初めて恋をした日に読む話』（毎週火曜 後10：00）第6話より出演することがわかった。東大受験専門の『花恵会』の一番の人気講師・百田朋奈を演じる。同局連ドラは2015年『まっしろ』以来約4年ぶりとなる高梨が、深田恭子演じる主人公の塾講師・春見順子の強力なライバルとなりうるキャラクターで登場する。

　同ドラマは隔月刊『クッキー』（集英社刊）に連載中の持田あき氏による漫画を実写化。恋も仕事もしくじっている超鈍感なアラサー女子・春見順子が、タイプの違う3人の男性からアプローチされるラッキー・ラブコメディー。

　第6話で順子は、教え子・匡平（横浜流星）の数学の点数を上げるには自分の数学のレベルでは力不足だと痛感。『花恵会』に入塾させることを決意する。順子にはない女性の魅力を放つ百田に、匡平に同行したエンドー（永田崇人）らマイルドヤンキー軍団はメロメロ状態。匡平も百田の虜になってしまうのか。

　百田は、UCL（ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン）卒で誰もが認める才色兼備のキラキラ女子。勉強を教えるのも上手く、生徒からの信頼が厚い講師。しかしその一方、知られざるある秘密を抱えているという設定。高梨は「台本をいただいて、原作のイメージのままのところと、今回のドラマに合わせたキャラクターも入っていて演じるのが楽しみになりました」とコメント。

　その上で「百田は、いろいろ無理をしながら生きていて、いくつもの顔や性格を持っているなと感じました。でもそれは、彼女の中にある強いコンプレックスからくるものだなと」と分析。「最初は嫌な人に見えると思いますが、彼女の中の気持ちを大切に演じていきたいと思います」と意気込みを語っている。