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『マンガ大賞』受賞作『BEASTARS』TVアニメ化 『宝石の国』オレンジが制作

 『マンガ大賞2018』など主要漫画賞4冠を受賞した『BEASTARS』(読み:ビースターズ、作者:板垣巴留)が、テレビアニメ化されることが7日に発表された。あわせて、ティザーPVや公式サイトなども公開。アニメーションは『宝石の国』などを手がけたオレンジが、日本最高峰と呼ばれるCG技術で制作する。

漫画『BEASTARS』の原作イラスト (C)板垣巴留(秋田書店)2017

漫画『BEASTARS』の原作イラスト (C)板垣巴留(秋田書店)2017

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 同作は、二足歩行の肉食動物と草食動物が共生する世界が舞台で、全寮制の学校に通う擬人化された動物たちが織りなす群像劇。演劇部に所属する気弱な主人公・ハイイロオオカミのレゴシを中心に、学園で起きた草食獣のアルパカの生徒が肉食獣に殺される“食殺事件”や対立、種族を超えた恋などを描いた動物版ヒューマンドラマとなっている。

 ディズニーの影響を受けている作品で、『マンガ大賞2018』を受賞した際に板垣氏は「動物が服を着て二足歩行で歩いているものを、みなさんが受け入れているのはアメリカのディズニー。すごくそこは、この作品は助けられていると思います」と明かしていた。

 2016年9月より『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて連載中で、コミックスは現在11巻まで発売。昨年は『マンガ大賞2018』『第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞』『第22回手塚治虫文化賞新生賞』『第42回講談社漫画賞少年部門』など、主要漫画賞4冠を受賞した。また、『マンガ大賞』で秋田書店の作品が選ばれたのは、11回の歴史の中で初の快挙となっていた。

 アニメの制作を手がけるのはオレンジで、公開されたティザーPVは、レゴシとドワーフ種の雌ウサギ・ハルとの印象的な出会いのシーンを再現。緊迫感あふれる演出と圧倒的なクオリティーで作品の世界を描き、日本最高峰と呼ばれるCG技術で滑らかなキャラクターの動きを表現していく。

 今後のスタッフやキャスト情報などは、公式サイトやツイッターで公開される。

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関連写真

  • 漫画『BEASTARS』の原作イラスト (C)板垣巴留(秋田書店)2017
  • アニメ『BEASTARS』のPV場面カット (C)板垣巴留(秋田書店)/BEASTARS製作委員会

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