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高橋一生がラブドール職人に 大人のラブストーリー『ロマンスドール』映画化決定

 タナダユキ氏原作のラブストーリー小説『ロマンスドール』が、主演に俳優・高橋一生、ヒロインに女優・蒼井優で映画化されることが29日、明らかになった。今年の秋全国公開予定。

 タナダ氏は、2001年に初監督作品『モル』で第23回PFFアワードグランプリ及びブリリアント賞を受賞。08年には『百万円と苦虫女』で日本映画監督協会新人賞を受賞し、ドラマ『昭和元禄落語心中』など多くの作品を世に放っている。本作でも、自らが脚本と監督を務めた。

 高橋は、美大卒業後、ラブドール制作工場で働き、その魅力にのめり込んでいく北村哲雄役に起用。「実際にラブドール工場の見学に行き、ドール作りを学び、心構えができました」と準備を進めてきた。『百万円と苦虫女』に出演し、「タナダさんとはもう一度お仕事をしたかったので、断る理由もありません」と喜ぶ蒼井は、哲雄の妻・園子を演じる。2人の映画での共演は岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』(01年)以来、18年ぶり。そのほか、きたろう渡辺えりピエール瀧浜野謙太三浦透子大倉孝二ら実力派俳優が脇を固める。

 物語は、純愛と性愛とドールが交錯する大人のラブストーリー。園子と結婚した哲雄は、ラブドール職人としてドールを作っていることを隠し続けている。仕事に熱中し、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていく。“夫婦の危機”が迫るかと思ったとき、園子も胸の中に抱えていた秘密を打ち明ける。

 高橋は「蒼井さんは、会話の自然な雰囲気を大切にし、園子としていてくださるので、僕たちはいつでも哲雄と園子になることができます」と蒼井の演技を絶賛。「淡々とした日常の中で、本当の愛が見えてくるような、ある意味究極の作品だと思っています」と話している。蒼井は、最近は依存した役どころが多かったと笑いながら「久しぶりに自立した女性を演じるということで、楽しみたい。撮影中はいつも真ん中に高橋さんがいてくださるので、とてもやりやすいです」と感謝していた。

 タナダ氏は「一生さんが哲雄として新鮮に生きてくれているから、監督として大きな安心感を持つことができ、蒼井さんとは約10年ぶりに一緒に映画を作れました。園子のはかさと芯の強さは蒼井優さんだからこそ体現できる」と2人への信頼を明かした。「歓びも哀しみも矛盾も愚かさもすべて包みこんで、作品として昇華できるように完成まで突き進みたい」とやる気に満ちあふれるコメントを残している。永田芳弘プロデューサーは「キャスティングは企画当初から高橋一生さん、蒼井優さんしかいないと決めていた」と起用理由を語り「かつて誰も観たことがないラブストーリーになることは間違いありません」と話している。

関連写真

  • 映画『ロマンスドール』に出演することが明らかになった(左上から)高橋一生、蒼井優、きたろう、渡辺えり、ピエール瀧、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二 (C)2019「ロマンスドール」製作委員会
  • 映画化が決まった『ロマンスドール』の書影(C)2019「ロマンスドール」製作委員会

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