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八代目・中村芝翫が襲名後初のドラマ主演「テレビ界での襲名披露」

 歌舞伎俳優の中村芝翫が、2月25日に放送のTBS系月曜名作劇場『今野敏サスペンス「警視庁東京湾臨海署〜安積班」』(後8:00)で、2016年10月の八代目襲名後初となるドラマ主演することがわかった。今野敏氏の大ヒット警察小説を2時間ドラマ化したもので、そのほかキャストとして原田龍二林家たい平宅麻伸らが出演する。

月曜名作劇場『今野敏サスペンス「警視庁東京湾臨海署〜安積班」』で中村芝翫が襲名後テレビドラマ初主演 (C)TBS

月曜名作劇場『今野敏サスペンス「警視庁東京湾臨海署〜安積班」』で中村芝翫が襲名後テレビドラマ初主演 (C)TBS

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 これまで「安積班シリーズ」は『ハンチョウ〜神南署安積班〜』(2009〜11年)と『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』(12〜13年)として連続ドラマで計6シリーズ放送。今回は芝翫が主人公の安積剛志を演じ、その安積班の面々として原田、たい平、そして安積が尊敬する上司役に宅麻といったキャストが脇を固めるサスペンスドラマとなっている。

 「兎にも角にも、今回はすごくうれしいです」と語る芝翫は「前名の中村橋之助は歌舞伎役者の歌舞伎という部分だけでなく、テレビで育まれたところが多いと思っています。図らずも『今野敏サスペンス「警視庁東京湾臨海署〜安積班」』という作品を、芝翫を襲名してから初めてのドラマで演じさせていただくことは、まさにテレビ界での襲名披露だと考えております」と気を引き締める。「皆さんにもっと中村芝翫という名前を覚えていただきたいと願うのと同時に、安積剛志といったら僕の顔を思い浮かべていただけるように頑張ります」と、シリーズ化にも意欲をみせた。

 そんな芝翫についてプロデューサーの遠藤正人は「歌舞伎の舞台を作り上げるのは、親方の仕事です。親方が変われば同じ演目でも道具も、衣装も、芝居も違ってきます。中村芝翫さんは幼少期からそんな世界で育ってこられた方だけに、ドラマでも役者同士のつながりとチームワークを重んじる方です」と敬意を表しながら「撮影に入る前から若い共演者たちとも親睦を図り、現場では息の合った芝居を見せてくれました。まさに主人公の安積剛志のような懐が深い中村芝翫さんのドラマ初主演作をぜひご覧ください」とアピールしている。

 物語は東京湾臨海署管内の運河で殺人事件が発生したことから幕を開ける。遺体は顔が潰され所持品もなく、身元の判定ができにくい。捜査に乗り出す安積班だが、そんな折、警察に犯行声明が送り付けられる。黒ずくめの男が不気味に語るその姿に、安積は見覚えがあった…。それは5年前に起こった忌まわしい事件だった。本庁から、市民の混乱を避けるため極秘で捜査を進めるよう指示があり、捜査一課からも捜査員が動員されたが、安積班の班員が捜査中に被害に遭い、さらにそれが新聞にスッパ抜かれてしまう。

 安積班はその責任を問われ事件捜査から外され、焦る捜査一課の行動は空回りすることに。犯人の狙いはどこにあるのか。ジャーナリストとの攻防と警察内部での権力抗争をスリリングかつヒューマンタッチで送る警察ミステリーとなっている。
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