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坂口健太郎主演『イノセンス』主題歌はKing Gnu メジャーデビュー直前の抜てき

 俳優・坂口健太郎主演で19日にスタートする日本テレビ系ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(毎週土曜 後10:00〜※初回15分拡大)の主題歌にメジャーデビュー前のバンド・King Gnu(キングヌー)が抜てきされたことが6日、わかった。今月16日にアルバム『Sympa』でデビューする4人組が、新曲「白日」を書き下ろした。

メジャーデビュー直前に連ドラ主題歌を担当することが決まったKing Gnu

メジャーデビュー直前に連ドラ主題歌を担当することが決まったKing Gnu

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 King Gnuは東京藝術大学出身で独自の活動を展開するクリエイター・常田大希が2015年にSrv.Vinciという名前で活動をスタート。その後、メンバーチェンジを経て、常田(G/Vo)、勢喜遊(Dr/Sampler)、新井和輝(B)、井口理(Vo/Key)の4人体制となり、17年4月にバンド名をKing Gnuに改名し新たなスタートを切った。

 独自のポップセンスと色気が凝縮されたサウンドは「トーキョー・ニュー・ミクスチャー」とも称され、『FUJI ROCK FESTIVAL』『RISING SUN ROCK FESTIVAL』など大型フェスにもすでに出演し、ワンマン公演も毎回即完する盛況ぶり。昨年はフジテレビ系ノイタミナ枠アニメ『BANANA FISH』エンディングテーマに「Prayer X」を提供したことでも知られる。16日にリリースするアルバム『Sympa』で晴れてメジャーデビューする。

 主題歌を担当するドラマは、えん罪の犠牲となった弱き人々を救うため、現場で起きた事象を実験で再現し、事件の真相を解き明かす弁護士の主人公・黒川拓(坂口)たちの姿を描くヒューマン・リーガル・エンターテインメント。拓に振り回される新米弁護士・和倉楓役に川口春奈、拓に力を貸す科学者・秋保恭一郎藤木直人が演じる。

 メジャーデビュー直前での主題歌抜てきにメンバーは「大なり小なり誰しもが、罪を犯したり犯されたり、傷ついたり傷つけたりして、それでも生きているのでしょう。そんな時、心の襞(ひだ)にそっと寄り添い手を差し伸べてくれる主人公・黒川拓のような存在ほど大切にしたいものです。自分の書く曲もそうでありたいと願っています」とのコメントを寄せた。

 荻野哲弘プロデューサーは「初めてKing Gnuさんの楽曲を聴いた時、胸の奥がザワザワする感覚がしたことを今でもはっきりと覚えています。と同時に、一筋縄ではいかないアーティストさんかとも」と彼らの印象を語る。また、「例え無罪を勝ち取ったとしても、一度捕まって報道されれば厳しい世間の目に晒され続ける現実が待っています。それでも、未来に向かって前を向いて歩いて欲しいという主人公の祈りにも似た気持ちを楽曲に込めていただきたいとお願いしました」とオファーの経緯を明かしている。

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