講談社が発行する漫画誌『週刊少年マガジン』と『モーニング』が合同で実施する新人賞「漫画脚本大賞」第3回の応募受付が26日、スタートした。

　同賞はタイトル、あらすじ、キャッチコピーなど文字ベースの企画書で応募することができる新人賞で、第1回の開催発表時には「絵が描けなくても応募できる史上初の漫画賞」として話題となった。大賞は賞金20万円に加え、編集部が作画を担当する漫画家を見つけ、『マガジン』『別冊少年マガジン』『モーニング』などでの連載が確約されている。

　第1回＆2回あわせて1311作品の応募があり、第1回で大賞を獲得した生口紺氏の受賞作『ヒカゲの日常』は「マガポケ」での連載が来年初春から始まる。

　今回、応募に必要なものは、【1】タイトル、あらすじ、応募作が単行本になった時に帯に入れたいキャッチコピーをまとめたA4サイズの企画書1枚、【2】連載1話分の脚本（30分アニメの1話分相当の文章で、小説・脚本など形式不問）、【3】今後の展開案をまとめたA4サイズ1枚の3つだけ。

　郵送とWEBで応募が可能で、締切は来年4月30日（当日消印有効）。一次選考が6月14日、最終選考結果発売が7月10日に公式WEBページなどで発表される。