テレビ東京系ドラマ24『フルーツ宅配便』（1月11日スタート、毎週金曜　深0：12）にデリヘル嬢役で出演する女優とそれぞれのフルーツにちなんだ「源氏名」（配役）が発表された。

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　原作は、『ビッグコミックオリジナル』（小学館）で連載中の漫画家・鈴木良雄氏による同名作品。子どもの学費を稼ぐシングルマザー、整形したい若者、詐欺で借金を背負ったOLなど、デリヘルで働くワケあり女子の人間模様を、デリヘルの店長になったごく普通の男・咲田真一（濱田岳）の目線を通して描く。

　同局の7月期ドラマ『恋のツキ』に主演した徳永えり、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』（2017年）、『寝ても覚めても』（18年）などに出演している山下リオ、本作で監督を務める白石和彌監督の映画『サニー／32』（18年）で主演を務めた、元NGT48の北原里英の3人はレギュラー出演となる。

　各話に物語の軸として登場するデリヘル嬢たちを演じるゲストキャストには、内山理名、成海璃子、うらじぬの、内田慈、筧美和子、中村ゆり、松本若菜、松岡依都美、阿部純子が決定。さまざまな事情を抱え、もがきながら生きるデリヘル嬢たちを演じる。

　配役とコメントは以下のとおり。

■徳永えり（みかん役）
　みかんは大切な息子を守り育てるため、プライドを持って頑張って働くお母さん。女性の強さ、そして母の強さを出せたらなと思います。一番過ごす事の多い事務所のシーンでは、家族のような雰囲気で和気あいあいと撮影が進み、監督に本番ドッキリを仕掛けられるほど！　主演の濱田岳さんとも久しぶりの共演で、のびのび楽しくお芝居をさせていただいております。味わい深いさまざまな人生が描かれるこの作品、ぜひ楽しんでご覧ください。

■山下リオ（イチゴ役）
　まずは、監督・スタッフ・キャスト、最高最強のチームの一員になれて、 ただただ素直にうれしかったです。初めてのデリヘル嬢役。今まで風俗について知る機会もなく、 特殊なお仕事というイメージだけを持っていましたが、台本を読んでいると、同じ女性として近くて遠い世界に生きる彼女たちに共感している自分がいました。どんなにボロボロで、もがく姿が滑稽（こっけい）でも、いまを受け入れて生きていく人たちは、かっこよく美しく感じてしまいます。監督たちがそれを真剣に、楽しそうに、おかしく切り取っていく現場は、いつも和気藹々（あいあい）としています。 『フルーツ宅配便』で巻き起こるさまざまな人間関係。小さな明かりは、心を揺らがせ温めてくれます。たくさんの方に観ていただきたいです。

■北原里英（レモン役）
　『フルーツ宅配便』はデリヘルのお話ですが、想像とは全く違うドラマになっていると思います。特に私は、想像していたデリヘル嬢とは180度違う役を演じさせていただきます。普段の自分とも全く違うので演じていてとても楽しいです。個人的にはAKB48グループ卒業後初のドラマです。憧れのドラマ24、そして主演の濱田岳さんをはじめ、そうそうたるキャストの方々…！　とても緊張するかと思っていたのですが、現場の雰囲気がとても素敵で、また以前にもご一緒させていただいた白石和彌監督との現場ということで、程良い緊張感を持って臨めています。さらに今回は白石監督だけでなく、沖田修一監督という素晴らしい監督さんとも出会えて、とても幸せな撮影現場です！　皆さま、放送をぜひ楽しみにしていてください！

■内山理名（ゆず役）＝第1話ゲスト
　朝から一日中ラブホテルでの撮影というのは新鮮でした。何故デリヘル嬢として働くのか…。シングルマザーのゆずの日常を見て何か感じていただけたらうれしいです。

■成海璃子（モモ役）＝第2話ゲスト
　派手ではないですが、少し切ない良いお話で、ぜひ参加したいと思いました。中華料理屋の母親とのシーンが好きです。たくさんの人に観ていただけたらうれしいです。

■うらじぬの（スイカ役）＝第2話ゲスト
　素晴らしい共演者・監督・スタッフの皆さまに混ぜていただき、スイカちゃんを演じられたこと、至極光栄です！　原作を読んだときの、悲喜こもごも、じんわり続く鈍痛のような気持ちを、さらに立体感の増したドラマ版ストーリーに乗せてお届けできたらと思います。どうぞよろしくお願い致します！

■内田慈（スダチ役）＝第5話ゲスト
　バンザーイ！　出演できてうれしい！　特別な女性たちの話じゃなく、現代人の生き方として淡々と描く視点が好き。日常と地続きな世界のリアリティ。カボスと似てるけど、カボスは大分県の、スダチは徳島県の名産品！

■筧美和子（サクランボ役）＝第7話ゲスト
　こんなこと当たり前なんですけど「当たり前」の価値観って環境や生き方によって違いますよね。例えば幸せとか、悪意とか。今まで出会ってきた「当たり前」が違うあの子とかあの人とか、私が演じるさくらんぼちゃんとか。「当たり前」の価値観の微妙なズレに恐怖と面白さを感じました。『フルーツ宅配便』に届いた異物なさくらんぼ、食あたり注意です。

■中村ゆり（ブルーベリー役）＝第8話ゲスト
　日本映画界で一番キラメキを放っている、私も大好きな監督陣のドラマという事で、絶対やる！とすぐお返事しました。私の役はかなりヘビーでしたが、社会の片隅でしか生きられない人の切なさを切実に感じ、誠実に演じなければと思いました。

■松本若菜（カボス役）＝第9話ゲスト
　念願の沖田監督の演出の元、少し心がホワッとなる回になっています。どんな経緯でデリヘル嬢へとなったのか。フルーツ宅配便のみんなとどう関わっていくのか。是非、お楽しみに!!

■松岡依都美（グァバ役）＝第10話ゲスト
　久しぶりに白石監督作品に出演させていただけることとなり、興奮しすぎて撮影日前日は全く眠れませんでした（笑）。うれしい再会と、新たな出逢いが出来たこの作品。懸命に生きている“フルーツ”たちをどうぞご堪能ください。

■阿部純子（スモモ役）＝第11話ゲスト
　大ファンのキャスト陣に囲まれてお芝居できるなんて！と、 気持ちが高ぶりました。アドリブざんまいに、こんなにも笑いを堪えるのに必死な撮影は初めて。女性の方々にも大いに楽しんで頂けるような笑い要素たっぷりの ポップなドラマをお楽しみに。