俳優の大泉洋（45）、女優の高畑充希（27）が17日、東京・神田明神で行われた映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』（28日公開）公開直前大ヒット祈願イベントに出席。今年も残り約2週間となり、2人はそれぞれこの1年を振り返った。

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　テレビドラマや映画、舞台に出演し続ける大泉は忙しかったと語り「さまざまなドラマや映画の公開があって『よく働いたな〜』と」と回顧。思い出に残っているのは「夏と冬で映画・ドラマのとにかく公開が渋滞した。夏には『焼き肉ドラゴン』『恋は雨上がりのように』があり、ごっちゃになって、『あれ？　今なんの宣伝をしているっけ？』とわからなくなった。冬の今は『グリンチ』『こんな夜更けにバナナかよ』があって、夏で起きた状況が起きています」と、充実した“売れっ子”だからいえるうれしい悩みを明かした。

　高畑は「前半に4ヶ月ほど芸能生活初となる長期休みをいただいて海外に行った。バリ、パリ、ニューヨーク、サンフランシスコに行った。だけど4ヶ月ほど休むと後半がえらいことになって…。後半は仕事頑張りました」と笑わせた。

　ヒット祈願の祈祷では、映画のタイトルにちなみ日本映画史上初となる“バナナ”を奉納することに。大泉は「お酒とかじゃなくて大丈夫ですか？　（神様から）『バナナかよ！』といわれませんか？」と心配。その後、駆けつけたファンにバナナを配り、大泉は「こんなに喜んでくれるとは」、高畑も「まさかバナナを配ることになるとは」と苦笑いしていた。

　同作は第35回大宅壮一ノンフィクション賞＆第25回講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した実話を映画化。幼少から重度の筋ジストロフィーによって車いす生活を送る鹿野靖明（大泉）と彼に振り回される医大生ボランティアの田中（三浦春馬）、その恋人の美咲（高畑）らによる笑いと涙の物語となっている。

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