お笑いコンビ・ウッチャンナンチャン（内村光良、南原清隆）が27日放送の日本テレビ系特番『第6回 全日本歌唱力選手権 歌唱王』（後7：00）を前にコメントを寄せた。全国から集まった精鋭のなかから平成最後の歌唱王を決める今大会に際し、内村は「フレッシュさ、心に染み入る歌を期待しております」と胸を膨らませ、南原は「歌のベテラン、人生のベテランの方に、今回もドラマを生んでいただきたいですね。若い方も、もちろん上手なんですよ。でも、年配の方の人生を背負った歌声にも期待したいですね」と注目した。

　同番組では1万5762件の応募のなかから、さらに全国18都市で行われた厳しい予選を勝ち抜いた20人が「ありったけの想いを込めて熱唱」、「日本一心に響く歌声の持ち主を決める」大会となっている。決勝戦では生放送で視聴者も審査に参加。

　20人の本選参加者のなかでも「ラーメン屋さんで働いている17歳の女の子は、絶対いい子です！」（内村）、「鹿児島の小学校で働く先生は実力がある」（南原）とそれぞれに気になる出場者がいるようで、内村は「初出場の方が多いですけど、歴代出場者もすごく頑張っていますね。シードなしでここまで来ているっていうのがすごいですよ」と感嘆すれば、南原は「しかも年末の忙しい時ですからね。風邪も流行っている、その中で勝ち上がってきた、本物です！」と太鼓判を押した。

　また、「もし自分が『歌唱王』に参加するとしたら？」という質問に、南原が「僕は、ミュージカル『キャッツ』の『メモリー』ですね。歌ってる人いないでしょ？　英語ですよ！　僕、高校生の時覚えたんですよ」と話すと、内村は「僕は、クイーンです」とブームに乗っかって回答。南原から「お前、最近映画見ただろ（笑）！」と突っ込まれると「見たばっかりです（笑）」と白状していた。

　審査員は秋川雅史、鹿賀丈史、小林幸子、小柳ルミ子、大地真央、武田鉄矢、水木一郎、南こうせつ、米良美一、八代亜紀、ゲストには伊藤一朗、菊池風磨（Sexy Zone）、ギャル曽根、児嶋一哉（アンジャッシュ）、佐藤栞里、森三中らが参加する。