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浦沢直樹氏『大阪国際女子マラソン』イメージキャラ手がける 漫画家が担当は大会初

 来年1月27日に開催される『第38回 大阪国際女子マラソン』。そのイメージキャラクターを漫画家・浦沢直樹氏が描き下ろし、キャラクターを使った大会メインビジュアルが10日に解禁された。イメージキャラクターを漫画家が手がけることは、大会の歴史において初となる。

浦沢直樹氏が手がけた『第38回 大阪国際女子マラソン』のメインビジュアル (C)浦沢直樹

浦沢直樹氏が手がけた『第38回 大阪国際女子マラソン』のメインビジュアル (C)浦沢直樹

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 同大会は、2020年東京五輪のマラソン女子日本代表の座を目指し、若手や実力者がしのぎを削るレース。浦沢氏が手がけたイメージキャラクターは、疾走感、前を見据える真っすぐな目が印象的となっており、ニューヒロイン誕生を予感させるものになっている。

 幼いころから漫画を描き始めた浦沢氏は、中学時代は陸上部に所属。漫画を描きながら毎日走り続けた経験から、「陸上競技は孤独との戦い。漫画制作と似た面もある」と語る。柔道ブームを巻き起こした人気漫画『YAWARA!』では、1992年のバルセロナ五輪開催前に現地を取材。女子マラソンのゴール地点であるメインスタジアムのあるモンジュイックの丘を歩いて登り坂道の激しさを体感したことから、本番レースの終盤、その急坂で行われた有森裕子氏のデッドヒートの場面について「今録画で観てもぼろぼろと泣いてしまうほど」と振り返った。

 浦沢氏の起用について、カンテレ・スポーツ部の澤田淳司プロデューサーは、「“YAWARA!”や“Happy!”をはじめ浦沢さんの作品は、綿密な取材に基づいたリアリティーがあり、登場する女性キャラクターの表情が非常に印象的だと感じていました。大会のキャッチコピーでもある“待ってろ、東京。”という東京五輪を目指すマラソンランナーの胸に秘めた想い、孤独に打ち勝つ姿や内面の強さを表現するのに、浦沢さんの描くキャラクターがピッタリだと思い、オファーいたしましたが、まさか受けてくださるとは思いませんでした!」と驚いたと告白。

 「ぜひこのキャラクターを見て、孤独に打ち勝つマラソンランナーの想いを感じ、東京五輪につながるヒロイン誕生の瞬間へ想像を膨らませてほしいと思います」と伝えた。

 イメージキャラクターを使った大会メインビジュアルは、12日カンテレ本社社屋に掲出されるほか、来月上旬からは大阪・御堂筋沿道のバナーフラッグとしても登場予定。コースの一部でもある御堂筋が“大阪国際女子マラソン”一色になる。

■番組概要
『カンテレ開局60周年特別番組 奥村組スポーツスペシャル 第38回大阪国際女子マラソン』
放送日時:カンテレ・フジテレビ系にて2019年1月27日正午〜午後2時55分
解説:増田明美、有森裕子、高橋尚子、千葉真子、野口みずき

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