日本で最も早い映画賞として知られる『第10回TAMA映画賞』の授賞式が17日、東京・パルテノン多摩で行われ、最優秀男優賞に選ばれた松坂桃李(30)が出席。同映画祭と自身の俳優としての歩みが重なっていることから「何かの縁かなと思って、さっき(舞台袖で)10年を振り返っておりました。このようなすてきな場に立たせていただき、本当にうれしく思っています」と声を弾ませた。 デビュー当時の様子について「初めてドラマが決まった時は、チーフマネージャーさんに『松坂くんはバーターだから』と言われまして…。あのバーターというのはですね、事務所の売れている方の力を使って出させていただくというやり方ですと。その現実を受け止めなさいということでした」と笑顔を浮かべながら回顧。「そして、2年目には『今年、結果を出さなかったら終わりです』と言われて、3年目は『ここで結果を出さなかったら、本当におしまいです』になりました」と語った。
2018/11/17