お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が14日、都内で行われた、さまざまなジャンルで活躍する“異端児（マーベリック）”たちを称える『Mavericks of 2018』に出席。相方の綾部祐二が昨年10月から米ニューヨークに活動拠点を移すなど、仕事面でも大きな変化が起きた1年となったが「だいぶ変わりましたね。マネージャーを通して、こまめに（相方の）情報をもらっています」と語った。

【写真】その他の写真を見る

　綾部の近況については「この前聞いたのは、同じアパートにフィンランドの熟女の方が住んでいるらしくて『フィンランドなまりになっちゃうよ』って言っていたらしくて、楽しんでいるみたいです」と報告。今月20日から、世界190ヶ国で配信されるNetflixオリジナルシリーズのグルメバラエティー『ファイナル・テーブル』に、綾部が日本からのスペシャルアンバサダーとして出演し、念願の“世界デビュー”が実現するというニュースも伝えられていたが「すごく刺激を受けますし、彼は根性あるので、僕も日本で負けないように頑張らないといけないなと思います」と意気込んだ。

　今回の受賞については「すごくうれしいですし、孤独を好む人みたいな意味もあるそうなので、そういう意味だとぴったりかな」とにっこり。「ライブも毎月、自分主催で開催してきて。新聞小説にも初めて挑戦しています。来年の3〜4月に完結、来年中に本になれば」と今年の活躍ぶりを振り返り「相方がニューヨークに行っていまして、彼が自分の夢を追って頑張っているので、僕も頑張ろうと思います」と言葉に力を込めていた。

　男性誌『Esquire』の米国版では『Mavericks of Hollywood』を毎年開催しているが、日本では今回が初開催。月刊誌『メンズクラブ』内の「Esquire」パートで、2018年5月号から連載中の人気企画『Mavericks of the Month』で「逆風をものともせず確固たる信念を持ち、新しい時代を悠々と切り開いていく異端児」を紹介し、同企画内で取り上げられた“異端児（マーベリック）”たちが表彰された。

　イベントにはそのほか、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹、俳優でミュージシャンの金子ノブアキ、鮨職人の木村泉美氏、WHILL代表取締役CEOの杉江理氏も出席した。

■『Mavericks of 2018』受賞者
古典芸能・狂言部門：野村萬斎、立川志らく
お笑いタレント部門：又吉直樹
スポーツ部門：平野歩夢
食部門：木村泉美
俳優部門：池松壮亮
起業家部門：杉江理
音楽部門：川谷絵音、金子ノブアキ