指揮者の小澤征爾氏(83)が、12月5日に東京・サントリーホールで開催されるコンサート『ドイツ・グラモフォン創立120周年Special Gala Concert presented by 小澤征爾 & サイトウ・キネン・オーケストラ』に出演することが25日、わかった。大動脈弁狭窄症の治療による入院・リハビリのため、8月末から出演予定だった『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』などステージ降板が続いていた小澤氏。昨年10月に水戸室内管弦楽団と共演して以来、約1年2ヶ月ぶりにオーケストラ指揮でのステージが実現する。 今年3月に大動脈弁狭窄症による入院・リハビリを発表した小澤氏は、直後に予定されていた歌劇「子供と魔法」(ラヴェル)の指揮を降板。その後、『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』でも体調を考慮し指揮を取りやめていた。7月末には『小澤国際室内楽アカデミー』の奥志賀公演に出演し、アカデミーの生徒たちによる弦楽合奏で約9ヶ月ぶりに公の場でタクトを振っていた。

この記事の画像

  • 小澤征爾氏(C)Shintaro Shiratori
  • アンネ=ゾフィー・ムター(C)Anja Frers DG
  • サイトウ・キネン・オーケストラ(C)大窪道治
  • ディエゴ・マテウス(C)Carlos Ovalle

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索