日本で開催されている4年に一度のバレーボール世界一決定戦『2018世界バレー女子大会』。11日、名古屋で行われた2次ラウンド最終日、日本は北京、ロンドン五輪2大会連続金メダルのバレー王国・ブラジルと対戦し、フルセットの末、惜しくも敗れたが、2次ラウンド2位で3次ラウンドへの進出を決めた。身長で劣る日本が、拾って、繋いで1点をもぎ取る姿は、バレーボールファンを超えて世間の注目も高まっている。

　TBSで中継されたブラジル戦の番組平均視聴率は同時間帯トップの18.2％。最高視聴率は、午後9時4分、第3セット、24対25でマッチポイントの日本にブラジルが迫ってきた場面で23.9％まで上昇した（視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区）。

　3次ラウンドは、日本はPOOL Gに入り、14日に先日激戦を制したセルビアと再戦、15日はイタリアと対戦する。試合の模様はTBS系で14日は午後6時30分から、15日は午後7時から生中継される。

　POOL Hには中国、アメリカ、オランダが入り、世界最高峰の大会にふさわしいチームが出揃った。各POOLの上位2組が準決勝に駒を進める。8年ぶりとなるメダル獲得へ、中田久美監督率いる女子日本代表の負けられない戦いが続く。

■日本の1次ラウンド　結果
9月29日　○3-0　アルゼンチン
9月30日　●2-3　オランダ
10月1日　○3-0　メキシコ
10月3日　○3-0　カメルーン
10月4日　○3-0　ドイツ

■日本の2次ラウンド　結果
10月7日　○3-2　ドミニカ共和国
10月8日　○3-0　プエルトリコ
10月10日　○3-1　セルビア
10月11日　●2-3　ブラジル

■日本の3次ラウンド　予定
10月14日　セルビア
10月15日　イタリア