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大阪・岡山・広島・愛媛で災害特番「この国で生き抜くために必要なこと」

 7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山、広島、愛媛のJNN系列局(RSK、RCC、ITV)と、大阪・MBSの4局共同制作で、特別番組『災害列島ニッポン その時、何を信じれば』が7日(後3:00〜3:54)、4局同時生放送される(※台風25号の進路や被害状況によっては番組内容を一部変更する可能性あり)。

特別番組『災害列島ニッポン その時、何を信じれば』10月7日、MBS・RSK・RCC・ITV、4局同時生放送(写真提供:MBS)

特別番組『災害列島ニッポン その時、何を信じれば』10月7日、MBS・RSK・RCC・ITV、4局同時生放送(写真提供:MBS)

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 地震、豪雨、猛暑、台風…2018年はまさに「災害の年」となった。いまや日本には安全な場所などなく、「想定外」という言葉はもう通用しない。この国で生き抜くためには、一体何が必要なのか。 多数の被害者が出た西日本豪雨。浮かび上がったのは、行政が発令する「避難情報」と住民の「避難行動」の不一致だった。

 この特番では、多数ある気象情報や行政からの避難情報などが住民に正しく伝わっているのかを検証。岡山・広島・愛媛で発災時から取材を続けてきた記者がさらなる取材にあたったところ、「自分は大丈夫」という住民の危機感の欠如もあれば、行政からの避難情報が詳細になるにつれ、受け取る側に緊急性が伝わりにくくなっていた可能性も浮き彫りになる。

 自治体側の模索も続く。番組では、岡山・広島・愛媛のすべての自治体=70市町にアンケート調査を実施し、課題を聞いた。すると、次々入ってくる情報を少人数で処理しながら避難を促さなければならない行政側の苦悩が赤裸々に明かされた。また、避難情報を出す際の判断材料について、気象庁と自治体の認識のずれも見えてきた。

 放送当日はMBSの報道スタジオと西日本豪雨の被災地を中継で結び、次の災害ではどうすれば命を守ることができるのかを考える。さらに、都市を襲う大雨についても取り上げる。1000年に1度の雨が降れば、淀川は決壊し大阪の地下街を襲うと言われている。都市機能を停止させる恐れのある豪雨のシミュレーションとは? また、およそ2万5000人が歩く梅田の地下街が浸水したとき、人々はどのような避難行動をとるのか、最新の研究から読み解く。

 スタジオ出演は西靖アナウンサー、玉巻映美アナウンサー(ともにMBS)、山崎登(国士舘大学 防災・救急救助総合研究所教授※崎=立つ崎)、中継出演は田中 愛アナウンサー(RSK)、河村綾奈アナウンサー(RCC)、金野純子アナウンサー(ITV)。

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  • 特別番組『災害列島ニッポン その時、何を信じれば』10月7日、MBS・RSK・RCC・ITV、4局同時生放送(写真提供:MBS)
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