お笑いコンビ・さまぁ〜ずの大竹一樹と俳優のユースケ・サンタマリアがレギュラー番組で初タッグを組む、テレビ朝日系『オータケ・サンタマリアの100まで生きるつもりです』（10月8日スタート、毎週月曜　深0：20〜0：50）の初回収録がこのほど行われ、それぞれ手応えを語った。

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　番組は、人生100年時代に突入した現代を「元気に楽しく」暮らすために、独自の健康法や食事法、趣味などを実践して100歳まで行きそうな人＝“100生きさん”を取材。元気な“100生きさん”のライフスタイルから長生きするためのヒントを学んでいく、未来志向の健康バラエティー。過去2回スペシャルで放送され、この10月からレギュラー化される。

　 大竹とユースケというアラフィフの2人が、“100生きさん”に密着したVTRをチェック、そのユニークな日常にツッコミを入れつつ、取材ディレクターが「これが健康の秘けつじゃない？」と考えた元気の素を自身の今後の人生に取り入れるか判断していく。

　大竹は「健康に関する専門家はいないので、我々の質問に対しての答えもない（笑）。良かったら試してね、みたいな感じです。なので、本気の健康をやりたい人はゴールデンの健康情報番組を見た方がいいですね（笑）」と、コメント。

　ユースケも「健康と言っていますが、本当に健康番組かというと、そうじゃないみたいなところもあります。生活習慣がいい方に転んで元気のいい方を取材して紹介していますが、健康の専門家がいないので。緩いでしょ？そこが新しいんです。MCの僕らもちょこちょこ風邪をひいたり、別に健康というわけではない。そこがいいんじゃないかと思いますね（笑）」。

　2人のことばからも、ガチの健康番組とは一線を画する番組になりそう。「気になって見に来た人には面白いと思ってくれそうな番組なるかと」（大竹）、「この番組はどんな人が見ても面白いんじゃないかな」（ユースケ）と、自信をにじませた。

　レギュラー放送1回目に登場するのは、「東京都浅草橋に住む92歳のマモルさん」こと鈴木守さん。書道歴60年、常に中腰の状態で見事な書を書き上げていく。その日常は「いつも笑顔を絶やさず」、「移動は常に早歩き」、そして「週1回のかつ丼は欠かさない」など、とても92歳とは思えないハツラツとしたもの。そんなマモルさんの生活ぶりから、大竹、ユースケに2つの“元気の素”が提示される。

　2人目の100歳まで生きるにちがいない“100生きさん”は「埼玉県熊谷市に住む79歳のカツミさん」こと鈴木勝己さん。カツミさんは「早朝から10キロのランニング」、さらに「10キロのダンベル2つを手にダッシュ」とスタッフもあ然とする体力を見せつける。さらに、懸垂、腕立て、縄跳びとハードなトレーニングを次々と披露。79歳とは思えない動きは圧巻だ。そして、カツミさんが毎日必ず摂るというバナナの皮の剥き方を見たユースケから驚きの豆知識も飛び出す。カツミさんが見せたバナナの皮の剥き方とは？　そして、ここでも2つの“元気の素”が提示される。誰でも簡単にできそうな“元気の素”を、大竹とユースケは取り入れるのか？

　大竹は「いろいろな情報もありますし、健康に関してはユースケ・サンタマリアが全部知っていますから。そういう意味でもいろいろな要素が詰まっていて楽しかったです。僕は日ごろ健康に関しては、ユースケから教わったことを実践しています。例えば、十数年前に教えてもらった胃薬は今も飲んでいますし。苦くて飲みにくいのですが、すごくいい。この間教わったスクワットもやったほうがいいんじゃないか、と3日に1回ぐらいのペースで始めたんですが、まだ下手なんでヒザが痛くなっちゃう（笑）」と、ユースケを信頼（？）。

　そのユースケは「大竹さんと違って僕は以前から健康に興味がありました。2人とも興味があると、ぶつかってしまうのでそこも良かった、イケるなと思いました。手のひらに山盛りのサプリメントも日に3回も飲んでいますが、これからは引き算が大切。それでファスティングにハマっているのですが、大竹さんにも一度ファスティングはやってもらおうと思っています」と、2人の息はぴったり。

　大竹は「1回目をやってみての感想は『楽しい』ですね。ユースケとは違う番組で初めて会ってからは、その後はほぼ会っていませんでした。でも今回、なぜか久しぶりという感覚はありませんでした。ただ、いっしょに番組をやるのは新鮮で楽しかったです」。

　ユースケは「以前、大竹さんと初めて番組で共演した時になぜか電話番号を交換したんです。連絡をとってはいないのですが（笑）、波長が合うようなものを感じたのかもしれません。そんな大竹さんとレギュラーで番組をやりたいと思っていたのですごくうれしいですね。最近では若い人がやる番組が増えてきましたが、ある程度経験を重ねた俺たちが斬新なものを出すという番組が少ない。今の時代に必要な番組だと思います！ 」と、アピールしていた。