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時代劇コミック誌がブームに火 根強いファンの高齢者が購買層に

 落語家の林家木久扇、女優の藤田朋子が13日、東京・御茶ノ水の神田明神で時代劇コミック誌『月刊COMIC魂』の創刊記念イベント『魂の絵師展』のプレス発表会に出席。時代劇コミック誌に波が来ていると丸子雅久編集長が明かした。

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 昨年9月に発刊した同誌はムックで販売されていたが、1周年を機に月刊化。あらためて創刊記念イベントを催す運びとなった。W表紙には『新女苦道伝れい』とコラボした壇蜜が起用されている。月刊化について木久扇は「真打ち昇進したようなもの」と説明した。ムック時代から連載を持つ木久扇は時代劇スターの解説をしている。号を重ねるにつれ、絵がうまくなっているという投書があったことを知ると木久扇は「私、天才なんです」と自画自賛だった。一方、藤田は月刊化してから、着物の担当として新連載をスタートさせる。藤田は「忘れっぽいからリマインダーをめっちゃかけてます」と連載を落とさないように必死だった。

 また、木久扇は「コミック誌の時代劇は復活してきている。そういうところから復活の目があるのではないか」とチャンバラ好きとして期待感を口にした。丸子編集長も波を感じているそう。出版不況の波を受け、ムックから月刊化するのも「しんどいは、しんどい」という状況ながら、『コミック魂』は月刊化にこぎつけた。また、アニメ化が決まっている手塚治虫の『どろろ』が掲載されるなど時勢も味方につけていた。

 ここ1〜2年で時代劇コミック誌が増え始め、現在は5誌ほどがしのぎを削っているという。丸子編集長は「時代劇の新作は、お金がかかるので作られることがなくなってきている。一方で雑誌は時代劇モノが増えている。やっぱり本を買ってくれるのは、ご高齢の方。その方が喜んでくれるのは時代劇。根強いファンもいますので」と理由を説明した。また、壇蜜や秋吉久美子がグラビアページに登場したこともウケたという。今後は若年層や女性読者の獲得を狙っていく。時代劇コミック誌が火付け役となり「まだ、時代劇ブームが来れば」と思いを語っていた。

 『魂の絵師展』は、きょう13日から17日まで同所で開催。連載作家だけでなく、縁のある池上遼一、高橋留美子、ちばてつや、手塚治虫、木久扇らの原画が展示されている。期間中には漫画家や、京本政樹のトークショーも開催される。



関連写真

  • 『魂の絵師展』のプレス発表会に出席した(左から)藤田朋子、林家木久扇、信田朋嗣氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 公開された林家木久扇の原画 (C)ORICON NewS inc.
  • 『魂の絵師展』プレス発表会に出席した林家木久扇 (C)ORICON NewS inc.
  • 『魂の絵師展』プレス発表会に出席した藤田朋子 (C)ORICON NewS inc.
  • 『魂の絵師展』プレス発表会に出席した丸子雅久編集長 (C)ORICON NewS inc.

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