モデルで女優の中条あやみ、7人組ボーカル＆ダンスグループ・M!LKの佐野勇斗が3日、共演映画『3D彼女　リアルガール』（14日公開）のロケ地・佐野清澄高校（栃木）をサプライズ訪問した。

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　同作は、那波マオ氏の漫画を実写映画化したラブコメディー。派手で男グセの悪いリア充完璧美少女・五十嵐色葉（中条）、アニメやゲームのバーチャルの世界に没頭するオタク高校生“つっつん”こと筒井光（佐野）が織りなす恋模様を描く。

　「撮影のお礼に試写会を開催する」という名目で全校生徒約440人を招集。エンドロールが終わり、作品の余韻に浸るなか、中条と佐野が姿を現すと場内から驚きと喜びの歓声が沸き起こった。

　久々の佐野清澄高校へ“登校”し、中条は「ちょうど一年前ぐらいに撮影をしたのですが、すごい懐かしいなと思いながら学校の中を歩いてきました」としみじみ。佐野も「今『母校に帰ってきた！』みたいな気持ちになっています。うれしいです！」と笑顔を浮かべた。

　生徒たちからの質問にも快く応じ、印象に残った校内での撮影シーンを問われると、中条は「個人的には色葉から、つっつんに告白をする最初のシーンが印象的です。そのシーンは初日に撮影をしたのですが、どんな映画になっていくんだろうとドキドキしていたことを、渡り廊下を歩いていて思い出しました」。佐野が「2年B組の所で、撮影した色葉の“壁ドン”シーンが印象的でしたね」と振り返ると、中条は続けて「一発でOKでした」と、撮影秘話を付け加えた。

　生徒たちとトークを繰り広げるなか、中条の提案でSNSを中心に話題となっている西野カナの主題歌「Bedtime Story」に合わせた“3D彼女ダンス”を踊ることに。全校生徒と一丸となってかわいらしくダンスを披露し、和気あいあいとした雰囲気でイベントを終えていた。