元AKB48で女優の前田敦子（27）が30日、都内で映画『食べる女』（9月21日公開）の完成披露舞台あいさつに登壇。先月30日に俳優・勝地涼（32）と結婚しているが、同作は勝地も出演している。

【写真】その他の写真を見る

　先月31日、勝地と前田は所属事務所を通じて結婚を発表。今月9日には、勝地が出演映画『銀魂2　掟は破るためにこそある』の完成披露試写会に登壇し、ムロツヨシ、福田雄一監督に促される形で左手薬指の指輪を披露すると「幸せです」と満面の笑みを見せた。前田も23日にNHK・BSプレミアムの特集ドラマ『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』（9月1日　後10：00〜11：29）に登場し、報道陣から祝福されると「ありがとうございます！」と一礼しながら答えていた。

　冒頭のあいさつで前田は「現場は本当に幸せでした。幸せがあふれている現場でした」と笑顔を見せ「大先輩たちと共演できて、うれしかったです。勉強になりました」と回想。本作の主演が女優の小泉今日子で「キョンキョンさんにお会いしたくて」とオファーを即答したといい、「会えるだけで、うれしかった。いつか近くで拝見してみたいと、ずっと憧れていたので。幸せでした」と笑みがこぼれた。小泉の人柄について「すごく包容力がある。ずっと目で追っちゃう方。撮影していないときでも『何しているのかな』って探しちゃっている自分がいました」と話し「ファンですね」と照れていた。

　また、ファンからの質問コーナーでは「好きなことを生かして本当にやりたい仕事をやるべきか、親から勧められている安定する仕事をやるか迷っています」とぶつけられると、前田は「夢があって、それを仕事にできるなら、ぜひやってほしい」とアドバイス。「後悔するっていうことはやりたくない。自分の夢を突き進んでほしい。自分のやりたいことでも安定するかもしれない」とエールを送っていた。

　原作は、2007年に発売された筒井ともみ氏の『食べる女』、『続・食べる女』（新潮社文庫）。人はおいしい食事をすると、体が元気になる。いとしいセックスをすると、心が優しくなる＝“スローフード・スローセックス宣言”を冒頭1ページ目から掲げたセンセーショナルな短編集を、筒井氏自ら脚本化。年齢、職業、価値観さまざまな8人の女たちの日常を通して、“食と性”の本来のあり方を描く。小泉や前田のほか、沢尻エリカ、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香が豪華共演を果たしている。

　この日は沢尻、広瀬、シャーロット、鈴木、筒井氏、生野慈朗監督が登壇した。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」