お笑いタレントの今田耕司と東野幸治がMCを務めるAmazon Prime Videoのバラエティー『今田×東野のカリギュラ』シーズン2の#1〜#8が、あす31日より一挙配信をスタート。シーズン1ではMCの2人が今の時代に実現しにくくなった企画を実施していったが、今回も過激さは健在。今田は「この番組で失うものはなくて、得たものばかりなのですが、それはこのスタジオに置いて帰る（笑）。地上波には決して持ち込みません」と番組の魅力をアピールした。

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　番組名の「カリギュラ」とは“禁止されるほど試してみたくなる心理現象”を指す。今回のシーズン2では、東野が夢である「熊狩り」を実現するために前哨戦として行う『東野、カラスを食う』や、前シリーズで芸能界を引退してから約15年ぶりに番組収録に参加した元EE JUMPのユウキこと後藤祐樹さんが登場する『デスペラード〜ならず者よ、正気に戻ったらどうだい？〜』、バラエティー史上最高ともいえる最大規模の爆破を実施する『特効野郎Aチーム』といったラインナップがそろった。

　今田は「今回も東野くんの狩りでスタートするんですけど、やっぱりその姿を見られないとさみしいですから。『特効野郎Aチーム』は昔見ていたテレビの裏方さんたちが大活躍されています」とにっこり。東野も「『カラスを食う』は、女性ハンターの方とともにある田舎に行きました。熊狩りのリハとしてやってみたのですが、カラスを食べるっていう発想はなかなかないじゃないですか。でも、実際にキレイにして食べてみて『スーパーで売っているものは、本当にお肉ですか？』というような内容になりました」と語った。

　Amazon Prime Videoでは、松本人志や有吉弘行が出演する番組も配信されているが、東野は「松本さんや有吉くん、あとは『バチェラー・ジャパン』といった番組はAmazon Prime VideoのCMで出てきますけど、僕らもいつでも待っていますから。スタジオでいろんな番組を紹介するような（ナレーションをする）感じですよね？　何で、我々にオファーがないんでしょうね」と疑問視。今田も「情報は地上波でたくさん放送されていますので、地上波で見られないものは『カリギュラ』で」と呼びかけた。

　『カリギュラ』でやってみたい企画については、今田が「僕は『カリギュラ』でしかできないエロでバブリーなパーティーとかやってみたいですね。あとは昔から1回はアダルトな撮影現場を見てみたくて、男優さんたちに混じって『今ちゃんを探せ』みたいなのをやる『今田、現場を知る』みたいなのはどうですかね。エロの現場に興味ありますね」と熱弁。「この後もあっと驚く人が出てきてくれますし、これまでの中で最低最悪の企画もあって、日本のコメディーの底力をお見せできるものとなっています」と言葉に力を込めた。

　「幸せを望む独り者の芸人が集まって、現状を好転させていこう」が運営方針で、今田が会長、部長に岡村隆史、部員に徳井義実、又吉直樹が名を連ねる“アローン会”の『カリギュラ』参戦を期待する質問も。今田が「4人でお見合い企画とか最高ですよね」と声を弾ませると、東野も「地上波でやったら見ている人が引くような、レベルの高いフィーリングカップルとかね。（アローン会のメンバーは）お金があって、人気者ですから、それに見合うめちゃくちゃいい女性が集まるっていう」と続けた。

　今田が改めて「岡村も言っていますけど、アローン会っていうのは優雅な会ですから。さみしい4人が傷をなめ合っているんじゃないんですよ」と強調。東野が「フィーリングカップルをやるのもいいんですけど、1回（エロ現場での）男優を経てからでないと、そんなにいい思いばかりはさせてられない」と笑いながら釘を刺すと、今田は「それは別企画でやって、せっかくですから、『カリギュラ』で何かしらアローン会を集めて、東野さんみたいな幸せな家庭を持っている人に客観視してもらって、いろいろ見てもらいたい」と訴えていた。