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『コミケ94』『コスサミ2018』で見えてきた“コスプレ文化”の拡大

 東京ビッグサイトにて、10日から3日間にわたって開催された『コミックマーケット94(コミケ)』。期間中、主催者発表では約53万人の来場者を記録するなど大盛況。また、名古屋市とその周辺で開催された『世界コスプレサミット2018(コスサミ)』では5日、世界各地での予選を勝ち抜いた36カ国・地域の代表コスプレイヤーたちが世界一のチャンピオンを決める「世界コスプレ・チャンピオンシップ」が行われた。まさに“コスプレ月間”となった8月だったが、同時に海外から訪れた外国人コスプレイヤーたちの存在も目立った。そこで、“文化外交”を推し進める外務省担当者に、コスプレカルチャーに協力する意義を聞いた。


『コミケ94』『コスサミ』で見つけた美人コスプレイヤー(C)oricon ME inc.

『コミケ94』『コスサミ』で見つけた美人コスプレイヤー(C)oricon ME inc.

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 外務省として世界コスプレサミットに協力をしている点については、「外務省は、世界コスプレサミット実行委員会に参加しており、年2回開催される実行委員会に出席しています(実行委員会顧問:外務省国際文化交流審議官、実行委員:外務省文化交流・海外広報課長)」と回答。

 また、例年8月に開催されるチャンピオンシップに出席し、外務大臣賞を授与してるとのこと。さらにチャンピオンシップ開催直前には同大会参加国代表による表敬を受けたりと、積極的に海外コスプレイヤーとの交流を図っているようだ。

 さらに担当者は、「ポップカルチャーのみならず、日本の伝統文化・生活文化等も諸外国で根強い人気があります。外務省としては、こうした文化を始めとする日本の様々な魅力が日本への関心の入口となることを期待しています」とコメント。こうした発言から、外務省担当者の“コスプレ文化”振興への強い思いが感じられた。

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