『ウォーターボーイズ』(2001年)、『スウィングガールズ』(04年)、『ハッピーフライト』(08年)でメガホンをとった矢口史靖監督(51)が、ミュージカルコメディーに初挑戦することが24日、わかった。『ダンスウィズミー』(来年公開)と題し、約500人が応募したオーディションの中から、女優・三吉彩花(22)が主役の座をつかみ取った。 ミュージカルに、やや抵抗感があった矢口監督だが、『ラ・ラ・ランド』に触発される形で新境地への挑戦を決意。自ら脚本を手がける同作は、一流商社で働く鈴木静香(三吉)が主人公。催眠術師に「曲が流れると、歌わずに、踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”を掛けられてしまい、携帯の着信音、電車のホーム音、テレビから流れてくる音、街中で流れるどんな音楽でも歌って踊ってしまう体になってしまった。その術を解いてもらうため、奔走する姿を描く。
2018/07/25