1968年の創刊号から『週刊少年ジャンプ』を印刷している共同印刷が6月、AI(人工知能)を活用して電子書籍の漫画画像を処理する『eComicScreen+』(イーコミックスクリーンプラス)を開発した。スクリーントーンなどによって生じる「モアレ」を細部まで抑制し、細い線でも鮮明となり、より自然な仕上がりの電子書籍漫画の作成が可能となった。デジタルの台頭が凄まじい漫画業界で、このシステムの登場で何が変わるのか? 開発担当者でIT統括本部の伊藤貴彦氏に聞いてみた。■紙とデジタル漫画の“モアレ問題”解決の違い「コストや手間をかけられない事情」
2018/07/07