サッカー評論家のセルジオ越後氏が15日、文化放送の生放送ワイド番組『The News Masters TOKYO』(月〜金 前7:00〜9:00)に出演。14日にロシアで開幕した『2018 FIFAワールドカップロシア』(W杯)で日本代表の初戦、コロンビア戦について「守りが重要。10人で守れ、10バックだ」などと語った。
プロゴルファーでゴルフ解説者のタケ小山がパーソナリティを務める番組。小山が「今の時点で一番言いたいこと」を聞くと、セルジオ氏は「4年に1回同じことが起きていて(W杯は4年に1回開催)、同じ問題を何回も繰り返すっていうのは成長していないっていうことじゃないかなと思うんですよね。負けた後の反省のために4年間あるんですよね。負けても『ドンマイ、ドンマイ』と、結局、同じ準備、同じ強化を繰り返しやっている」と、指摘。
4年前、ブラジルで開催された前回大会、日本は1分け2敗でグループリーグ敗退に終わった。「負けてから何をするべきか。ブラジル大会前の4年間のスケジュールをもう1回見直して、次はもっと強豪と試合をやるべきだとか、いろいろあったと思うんですけど、結局、Jリーグにしても、代表にしても、ブラジル大会前と同じようなスケジュールをこなして。国内であんまり強くない相手と国際試合をやって。ロシア大会への出場が決まってから、強い国と試合をやりだしたんですね。それで負けて、騒いでるんですけれど、そういうことは3年前からやるべき」と、セルジオ氏。
「いずれダメになると思うんですね。日本のサッカーがだんだん、層が薄くなってきているように感じる。若いスター選手が誕生しなくなった」と、危惧する。今回の代表メンバーの顔ぶれも「ブラジルの負け組メンバーが4歳年取っただけ」と一刀両断。今後は「4年後、8年後、12年先のチームづくりも大事。準備をしていかないと、無理ですよ4年じゃ」と訴えた。
ネット上で議論になっている、「本田圭佑はベンチで生きるタイプではない」という意見についても「外したらいいじゃないですか? メンバーから」と、バッサリ。小山が「なんで外せないんですか?」と素朴な疑問をぶつけると、セルジオ氏は「いや…わかんないんですけども。まぁ、あの、日本的にはね。例えば視聴率とかメディアとしては売上とか、いろいろなんですけど。やっぱり、好感度が高い選手ですから。CMにもよく出ているし。みんな気が付かないんですけど、試合に出てなくても放送ではよく彼を映すんですね。試合に出ていない人を何回も何回も映すのは、くどくないかなって僕は言いたいんです」と、ぶちまけた。
とはいえ、19日のコロンビア戦は待ったナシ。「今の日本は何をしないとダメですか? 日本の誰のどんなプレーに注目をすればいいか教えてください」というリスナーからの質問にセルジオ氏は次のように答えた。
「日本的なサッカーの鉄則は、全員でやる。中心選手、エースがいないから、みんなでやるしかない。各国リーグでも弱いチームは強いチームとやる時に必死で守るしかないんですね。相手に先取点を取られたら2点取るのは厳しい、まともにやったら負ける確率が高い、というのなら、4バックじゃなくて、10人で守れ。ゴール前のプレーじゃなくて、引いて一生懸命守る。それが常識だし、代表チームも反省してやらなくてはいけない」。
日本が守り抜いて0-0で引き分けたとしたら、「コロンビアは負けた気分になる」とセルジオ氏。「日本の人たちはみんな奇跡が起きてほしいと思っているでしょう。奇跡って言葉を使っている時点で、日本の方が弱い、と認めているようなもの。でも弱いチームが勝つのがドラマ。日本がコロンビアと引き分けたら、座布団が飛びますよ」と、ジャイアントキリングを期待していた。
ラジコのタイムフリー聴取機能で、下記のURLで放送から1週間以内は番組を聴くことができる。http://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20180615080642
プロゴルファーでゴルフ解説者のタケ小山がパーソナリティを務める番組。小山が「今の時点で一番言いたいこと」を聞くと、セルジオ氏は「4年に1回同じことが起きていて(W杯は4年に1回開催)、同じ問題を何回も繰り返すっていうのは成長していないっていうことじゃないかなと思うんですよね。負けた後の反省のために4年間あるんですよね。負けても『ドンマイ、ドンマイ』と、結局、同じ準備、同じ強化を繰り返しやっている」と、指摘。
4年前、ブラジルで開催された前回大会、日本は1分け2敗でグループリーグ敗退に終わった。「負けてから何をするべきか。ブラジル大会前の4年間のスケジュールをもう1回見直して、次はもっと強豪と試合をやるべきだとか、いろいろあったと思うんですけど、結局、Jリーグにしても、代表にしても、ブラジル大会前と同じようなスケジュールをこなして。国内であんまり強くない相手と国際試合をやって。ロシア大会への出場が決まってから、強い国と試合をやりだしたんですね。それで負けて、騒いでるんですけれど、そういうことは3年前からやるべき」と、セルジオ氏。
「いずれダメになると思うんですね。日本のサッカーがだんだん、層が薄くなってきているように感じる。若いスター選手が誕生しなくなった」と、危惧する。今回の代表メンバーの顔ぶれも「ブラジルの負け組メンバーが4歳年取っただけ」と一刀両断。今後は「4年後、8年後、12年先のチームづくりも大事。準備をしていかないと、無理ですよ4年じゃ」と訴えた。
ネット上で議論になっている、「本田圭佑はベンチで生きるタイプではない」という意見についても「外したらいいじゃないですか? メンバーから」と、バッサリ。小山が「なんで外せないんですか?」と素朴な疑問をぶつけると、セルジオ氏は「いや…わかんないんですけども。まぁ、あの、日本的にはね。例えば視聴率とかメディアとしては売上とか、いろいろなんですけど。やっぱり、好感度が高い選手ですから。CMにもよく出ているし。みんな気が付かないんですけど、試合に出てなくても放送ではよく彼を映すんですね。試合に出ていない人を何回も何回も映すのは、くどくないかなって僕は言いたいんです」と、ぶちまけた。
とはいえ、19日のコロンビア戦は待ったナシ。「今の日本は何をしないとダメですか? 日本の誰のどんなプレーに注目をすればいいか教えてください」というリスナーからの質問にセルジオ氏は次のように答えた。
「日本的なサッカーの鉄則は、全員でやる。中心選手、エースがいないから、みんなでやるしかない。各国リーグでも弱いチームは強いチームとやる時に必死で守るしかないんですね。相手に先取点を取られたら2点取るのは厳しい、まともにやったら負ける確率が高い、というのなら、4バックじゃなくて、10人で守れ。ゴール前のプレーじゃなくて、引いて一生懸命守る。それが常識だし、代表チームも反省してやらなくてはいけない」。
日本が守り抜いて0-0で引き分けたとしたら、「コロンビアは負けた気分になる」とセルジオ氏。「日本の人たちはみんな奇跡が起きてほしいと思っているでしょう。奇跡って言葉を使っている時点で、日本の方が弱い、と認めているようなもの。でも弱いチームが勝つのがドラマ。日本がコロンビアと引き分けたら、座布団が飛びますよ」と、ジャイアントキリングを期待していた。
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2018/06/16