歌手で女優の小柳ルミ子が、フジテレビ系の『2018 FIFA ワールドカップ ロシア』サポーターズに就任することが11日、発表された。同局での会見に出席した小柳は、熱すぎるサッカー愛を爆発させた。

【写真】その他の写真を見る

　芸能界屈指のサッカー視聴数で大のバルセロナ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ好きとしても知られる小柳。14日に開幕するW杯では、JOY、六平直政と同局のサポーターズに就任し、中継番組のMCのジョン・カビラ、解説を務める元サッカー日本代表の鈴木隆行氏と会見に参加した。

　小柳は「超攻撃的なコメント」「今や芸能界いちのサッカーご意見番」と紹介されると、「ご意見番だなんて、そんな…」と謙遜しきり。しかしサッカーは人生の全て。W杯が始まるワクワクと、もう終わる寂しさが同時に来ている。始まったら終わる。もうW杯ロスですよ。また4年後ですよ」と早くもW杯ロスに陥っていることも告白し、周囲を若干、引かせるほどサッカーに夢中で、日本代表の活躍を妄想すると涙ぐみそうになる場面も。「テクニカルエリアで『頑張れ〜』って言いたいぐらい」とサッカー愛を強く訴えていた。

　日本代表といえば、海外組を含めたA代表は７戦勝ちなし。西野朗監督就任後も、ガーナとスイスに連敗するなど好転の兆しは見えない。ただ、DF長友佑都選手がヘアスタイルを金髪にするなどムードの改善も図っている。カビラは「私たちが信じないで誰が信じるんですか！」と力説すると、小柳はグループリーグ突破の可能性を「100％行きます」と断言。「予選から全試合見てきましたけど、選手、監督を批判したり、追い込んじゃいけない。のびのびやってくれれば」と持論を展開した。強みに関しては「わかりません」と言い切ったが、「それを見せてほしい」と本番での活躍を期待した。

　フジテレビは日本代表のグループリーグの第3戦であるポーランド戦を中継するが、小柳とカビラはポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに先制ゴールを決められると予想。しかし、2017年のリーガ・エスパニョーラのバルセロナ戦で2ゴールを決めたMF乾貴士選手が、同点＆逆転弾を再現するとイメージしていた。

　W杯の度に各国代表のイケメンが注目を集めるのも恒例だが、小柳は推しているイケメンを問われると「私はサッカー選手は全員イケメンだと思っています。それぐらい愛しています。顔の造作とか髪型とか体とか、そういうことではなく、みんなが愛おしい」と笑顔。“無償の愛”を見せながら「サッカー界の母と呼んでください」とアピールした。

　注目選手としてエジプト代表FWモハメド・サラーの名前を挙げ「彼は（英・プレミアリーグの）得点王にもなりましたけど、おごらない。性格もいい子なんですよ。そういう人柄も見ていただけるとサッカーを知らない人でも感動する。サラーは注目の選手です」と解説。思わずJOYが「友だちなんですか」とツッコミを入れ、小柳は「友だちになりたいなって（笑）」と話して笑わせていた。

■フジテレビW杯関連番組
6月15日『エジプト×ウルグアイ』（後7：57〜）
6月16日『ペルー×デンマーク』（深0：10〜）
6月17日『コスタリカ×セルビア』『デイリーハイライト』（後7：57〜）
6月18日『ベルギー×パナマ』（後11：00〜）
6月21日『デンマーク×オーストラリア』（後7：57〜）
6月23日『ベルギー×チュニジア』（後7：57〜）
6月27日『スイス×コスタリカ』（深2：40〜）
6月28日『日本×ポーランド』（後9：00〜）
6月29日『日本×ポーランド（録画）』（前8：00〜）
7月1日『ウィークリーハイライト』（前12：00〜）
7月2日『デイリーハイライト』（後10：00〜）
7月8日『大会ハイライト』（後7：57〜）