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オードリー若林の紀行記エッセイ、斎藤茂太賞を受賞「ピュアな視点、ものの考え方を評価」

 お笑いコンビ・オードリー若林正恭が、一昨年に訪れたキューバについて書き下ろした旅行記エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(KADOKAWA)が、一般社団法人日本旅行作家協会主催の『第3回 斎藤茂太賞』を受賞したことがわかった。情報にあふれ、せわしなく動き続ける日本から遠く離れた地で感じたさまざまな刺激を若林の視点からつづった作品が「旅にかかわる優れた著作を表彰」する同賞に輝いた。

 同賞は、故・斎藤茂太さんの功績をたたえ、その志を引き継ぐために2016年に創設。今回の対象は、昨年に出版された紀行・旅行記、旅に関するエッセイ及びノンフィクション作品で、審査員は下重暁子氏(日本旅行作家協会会長)、椎名誠氏(日本旅行作家協会名誉会員)、芦原伸氏(日本旅行作家協会専務理事)、種村国夫氏(日本旅行作家協会会員)が担当した。最終候補作には、若林の著作のほかに、前野ウルド浩太郎氏の『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)と上原善広氏の『カナダ歴史街道をゆく』(文藝春秋)が選ばれていた。

 下重氏は今回の選考理由について「本賞の目的の一つは『新しい書き手を発掘する』ことでもある。航空券の予約サイトで見つけた、たった一席の空席。一人キューバに旅立った3泊5日の弾丸旅行をつづる本書はそのピュアな視点、ものの考え方も高評価の対象となった。思わず椎名委員から「純文学」という言葉が飛び出したほどの新鮮さとその将来性を重視した。お笑いの世界でも大活躍の著者が、文筆家としてさらに飛躍することを期待したい」と説明している。

 授賞式は7月26日に都内で行われ、正賞のクリスタルのトロフィーと副賞30万円が贈呈される。



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