お笑いコンビ・ハイヒールのリンゴがMCを務めるイベント『女芸人大祭り』が22日、都内で行われた。ゲストにトータルテンボスを迎え、尼神インター、ゆりやんレトリィバァ、ガンバレルーヤといった今をときめく人気者から期待の新人まで、多彩な女芸人たちが一堂に会した。

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　トップバッターを飾った爛々（らんらん）は2年目ながらも堂々とした漫才を披露。続く猫塾は田辺智加の体型と、酒寄希望が落ち着いたトーンで放つ角度のついたツッコミを活かした漫才で笑いを誘った。3番手にはピン芸人の赤嶺総理が「空想最期の言葉」と題したフリップネタを披露したが、劇的なクライマックスに会場からもどよめきが起こった。

　その後は、ぶりっ子への敵意をむき出しにした漫才を見せた美たんさん、激情型のコント「テンション下げる女」で笑いをかっさらったスパイク、毒たっぷりのイヤミ漫才を見せたTEAM BANANAが登場。前半戦のトリは、ゆりやんが飾ることとなり、なぜかUSJにきてしまった大阪のおっさんという独特な設定のネタで魅了した。

　続く後半戦の先頭は、キャバ嬢のバイトをテーマにした漫才の紅しょうが。TBS系『SASUKE』を“昔話”に見立てた壮大なコントを披露したオダウエダ、幼稚園の先生として子どもと歌を歌っているうちに得意のミュージカルに引き込んでいくネタを見せたピン芸人の堀川絵美、ファンタジーな世界観のコントで圧倒した3時のヒロインが続いた。

　さらに、性格診断テストとしながらも“エロ路線”に持っていこうとするしゃべくり漫才のまえうしろ、小雪のプライベートをテーマにしたコントを披露したガンバレルーヤが登場。大トリは尼神インターが務め、安定の漫才で大きな笑いを巻き起こした。