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4月5日に肺がんのため亡くなったアニメーション映画監督・高畑勲さん(享年82)のお別れの会が15日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で執り行われた。地下1階から地上2階まで吹き抜けになっている中央ホールに、約2000本の草花で飾られた祭壇が設けられ、2010年に撮影された高畑監督の遺影が、やさしく微笑む。長年、コンビを組んできた宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーが「スタジオジブリとして盛大なお別れの会で見送りたい」と願ったとおり、関係者1200人、一般のファン2000人が献花に訪れた。 お別れの会の委員長でもある宮崎監督は開会の辞として、「追悼文という形ではありませんが、書いてきたものを読ませていただきます」と、何度も涙で言葉をつまらせながら読み上げた。「パクさんは95歳まで生きると思い込んでいた。そのパクさんが亡くなってしまった。自分にもあんまり時間がないんだなと思う」という言葉がズシリと響いた。

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  • 「温かみのある草花たちで包み込みたい」という宮崎監督の想いで飾られた祭壇
  • 映画監督・高畑勲さんのお別れ会の模様(左から)宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサー
  • お別れの言葉を寄せた音楽家の久石譲
  • 映画監督・高畑勲さんのお別れ会の模様
  • 映画監督・高畑勲さんのお別れ会 (C)ORICON NewS inc.
  • 高畑勲さんとの思い出を涙ながらに語った宮崎駿監督
  • 映画監督・高畑勲さんのお別れ会の模様

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