漫画家・ちばてつや氏（79）が27日、東京ソラマチで行われた連載50周年記念『あしたのジョー展』（28日〜5月6日開催）の内覧会に来場した。

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　『週刊少年マガジン』（講談社）で1968年から1973年にかけて連載した人気漫画『あしたのジョー』。同展では、ちば氏が自ら選んだ名場面の原画や、アニメ版の貴重資料などが展示される。

　連載50周年の節目を迎え、ちば氏は「いろんな人に言われて『もう50年も経ったのか』という感じ。ラストシーンが決まらなくて苦しんでいたことが数年前くらいに思います」と感慨深げに回顧。

　同展については「こんなに大きな規模で、いろんなものを展示してもらえるなんて」と喜びを語りつつ「（アニメ版の資料など）私が初めて目にするようなモノもありましたよ」と明かし、目を輝かせていた。

　内覧会には、連載開始50周年記念アニメ『メガロボクス』に出演した声優の細谷佳正（36）、安元洋貴（41）も来場。細谷が「一枚一枚が絵画のよう。改めて絵の力が素晴らしく、偉大な作品なんだなと感じました」と感嘆の声を漏らすと、安元も「すごい歴史の厚がある作品に携わらせていただいたのだと…。縮こまっちゃいました」と笑顔で話していた。