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『レディ・プレイヤー1』キャストが語るスピルバーグ監督「努力し続ける人」

 映画『E.T.』(1982年)、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『シンドラーのリスト』(94年)などを手がけてきたスティーブン・スピルバーグ監督(71)の最新作『レディ・プレイヤー1』が、20日より公開された。来日した主演のタイ・シェリダン(21)、ヒロインを演じたオリビア・クック(24)に、スピルバーグ監督ならではの演出を聞いた。

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 同作は、アーネスト・クライン氏のベストセラー小説を映画化。2045年を舞台に、主人公で17歳の少年ウェイドらによる巨大なVRワールド「オアシス」開発者の遺産争奪戦を描く。映画やゲーム、アニメが夢の共演を果たすことでも話題を集めており、日本からもガンダムや、『AKIRA』の金田のバイクなど、数多くの作品が登場する。

 ウェイドを演じたシェリダンは『ツリー・オブ・ライフ』(11年)、『X-MEN:アポカリプス』(16年)などで知られ、ウェイドに協力して共に謎解きするサマンサを演じたクックは、海外ドラマ『ベイツ・モーテル』(13〜17年)などに出演してきた。

 2人にスピルバーグ監督との撮影を振り返ってもらうと、「情熱」「向上心」というキーワードが飛び出した。

 「スピルバーグ監督のもとで撮影できたことは最高の経験だったよ。彼の持っているエネルギーはあまりにもすごくて、その情熱がスタッフ、キャストに伝染していくんだ。これまでもずっとトップを走ってきた彼が、もっと映画をよくしたい、学びたいという気持ちを常に持っているから、その思いがみんなに広まって、僕たちも一番いい芝居を彼に見せたいという気持ちになる。彼が若い心を持っているから、僕も昔『E.T.』を見たときのような子どもの気持ちを持って撮影できたんだ」(シェリダン)。

 「これまで一緒に仕事した監督たちは、情熱的で扱う題材に熱狂的な人が多かったの。そういう部分はスピルバーグ監督も一緒。子どものようなところがあって、彼の熱い気持ちがどんどん周りに伝わっていくの。いろんなテクノロジーに対しても食いついていくところもあって、常に先端をいきたいという思いがある。すでに超一流の監督なのに、向上心を持って努力し続ける人よ」(クック)。

 印象的だった演出は、2人そろって「もっと」と言われたこと。シェリダンは「『今のすごくよかったよ。でも、もう1回。今度はもうちょっと速く、もっと大きく。大きすぎることはない』ってよく言われたんだ」。クックも「『もっと怒って』『もっとショックを表して』と言われるのだけれど、これ以上やるとあごが落っこちちゃうというぐらいでした」と思い出し笑い。今回のようなSF作品には、リアルより過剰にした“もっと”の演技が合うのかもしれない。

 そんなスピルバーグ監督のもと完成した同作の持つメッセージについて、シェリダンは「実際の自分に取って代われるものはないし、バーチャルな世界が現実に取って代わるものではないということです」と説明。「僕たちの周りにはデジタル環境が整っていて、いろんなものがつながっているせいで、僕自身があたかもオアシスの中のアバターのような感覚に陥ることがあります。まさにいま僕らが置かれている世界で、映画のようなことが起きている。この映画を見た人たちが、そういうことに少しでも気づいてくれたらいい」と願いを込めた。



関連写真

  • 『レディ・プレイヤー1』に出演するタイ・シェリダン(右)とオリビア・クック (C)ORICON NewS inc.
  • スティーブン・スピルバーグ監督について語った(C)ORICON NewS inc.
  • 『レディ・プレイヤー1』は公開中(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTSRESERVED
  • 『レディ・プレイヤー1』に出演するタイ・シェリダン(右)とオリビア・クック (C)ORICON NewS inc.

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