4月1日、春の陽気に恵まれた東京ドームシティは、ジャイアンツ×タイガースの開幕三連戦最終日ということもあり、午前中から敷地内には両チームのファンがチラホラ。そんな中、コスプレエリア内・プリズムホールには、大きな荷物を持った変身前のレイヤーたちが長蛇の列。この日は『コスプレフェスタTDC』が開催されるとあって、敷地外はもちろん、屋内にも多くのレイヤーが集まっていた。


　ホール外では、すでにメイクを終えたレイヤーたちが思い思いに過ごし、華やいだ雰囲気。中でも可愛らしい表情と渾身の衣裳で『ヒロアカ』の蛙吹梅雨に扮したレイヤー・ういさんに話を聞くと「コスプレ歴は2年くらい。元々、ディズニー系の衣裳を作るのが好きで、その縁でコスプレを始めることになったんです」とコメント。

　かなり凝った衣装だが、服飾については独学で学んだようだ。「コスプレを始めてからは、今まで知り合わなかったような世界の人たちとも接する機会が増えて、そこが面白い。衣裳の着こなし方や配色のセンスなんか、参考になる点も多いですし」と笑顔。コスプレを通じて広がる世界。それはかけがえのない財産になるハズだ。

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