2016年から休館していたパルコが運営する渋谷の映画館「シネクイント」が、7月6日に復活することが19日、発表された。1スクリーンから2スクリーンの映画館として生まれ変わり、オープニング作品として、日本でもヒットしたフランス映画『最強のふたり』(2012年)の監督・製作スタッフによる最新作『セラヴィ!』が上映される。 シネクイントは、1981年に渋谷PARCOパート3内にオープンした多目的ホール「スペースパート3」を前身とし、99年7月に映画常設館としてスタートした。オープニング作品『バッファロー’66』が単館系の映画館としては異例の34週上映というロングランとなり、ミニシアター歴代観客動員数2位を記録したのを皮切りに、クリストファー・ノーラン監督作『メメント』や、中島哲也監督の『下妻物語』など、現在も最前線で活躍を続ける監督の初期代表作と言えるような作品の数々を上映。16年8月より渋谷PARCO建替えのため一時休館となっていた。