女優のかとうみゆき（50）が15日、都内スタジオで『ロマンポルノ45周年記念・HDリマスター版 ラスト・キャバレー』（1988年公開　価格：3000円／税抜　発売元：日活株式会社　販売元：ハピネット）の音声特典のコメンタリー収録を行った。

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　1971年に製作を開始し、1988年歴史に幕を下ろした「日活ロマンポルノ」。同作は、歴史の中で取り残されていく「ピンクキャバレー」が閉店する設定の中に、ロマンポルノの終焉を重ねて描く。「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の一環として、本作を含む14タイトルが、6月2日にDVDリリースされる。

　今回を機に初のDVD化される同映画。主演のかとうは「永遠にならないと思っていたので、すごいうれしい」と喜びながらコメンタリー収録に臨み「ちょうど30年くらい前。元に戻りたいなって思っちゃいました」と笑顔。金子修介監督は「（かとうが）脚本のイメージにピッタリだった」と、見返して改めて絶賛していた。

　改めて主演作を鑑賞し、若き日の自分に刺激を受けたといい「世の男性たちはパワフルに生きてほしい。もし私で元気になってもらえるならば、もう一度こういう作品に出てみたいですね」と、ほほ笑みながら女優業に意欲を示していた。